4/20 秋田ノーザンハピネッツ対千葉ジェッツ ゲームプレビュー
こんな時こそ、チーム一丸!
その川崎戦のGAME2、最大19点差(53-72)をつけられながら徐々に追い上げ、残り4秒(84-85)、ファウルゲームで与えた川崎のフリースローは1点のみ(84-86)。ラストワンプレー、中山拓哉がハーフライン近くで放った超ロングスリーが決まり、大逆転勝利をもぎ取った。『ベストタフショット賞』最有力候補のこのシュートで勝ったのは事実だが、見逃せないのは田口成浩の活躍。「チャンピオンシップ(CS)に向けた戦い方、ギアの上げ方」を知る田口の気迫が、奇跡を呼び込んだとも言えそうだ。
この試合では5本の3Pシュートを含む17得点と、ハードなディフェンスで仲間を鼓舞。最後も田口の好判断だった。もし、すり抜けられていれば試合終了となるが、すぐに体を寄せたからこそファウルを得た。
現在、唯一の秋田出身者でチームへの愛着も人一倍強い。千葉ジェッツへの移籍でひと回り成長し、復帰を果たした田口は「みんなでCSに行く」のが悲願だ。
強敵を打ち破ることが恩返し
その中で、「これまで思ったことをあまり口にすることはなかったのですが、前田HCとは積極的に話をしています。元々信頼関係があり、前田HCも応えてくれるのでやりやすいです」と語る。
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