連覇を狙う名古屋はホームで清水と激突。前年準優勝のC大阪はG大阪とのダービーマッチで幕開け【プレビュー:ルヴァンカップ GS 第1節】

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先週末に開幕した明治安田生命J1リーグに続き、23日にはJリーグYBCルヴァンカップの戦いもスタートする。

グループステージには、ACLに出場する4チーム(川崎F、横浜FM、浦和、神戸)を除いたJ1の14チームに加え、J2から徳島と大分の2チームが参戦。16チームが4グループに分かれ、2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行い、各グループ上位2チームがプレーオフステージに進出する。

プレーオフステージは、グループステージを勝ち上がった8チームにより、ホーム&アウェイ方式の2試合を行い、勝者4チームがプライムステージへと進む。プライムステージではACL組の4チームを加えた8チームでホーム&アウェイ方式のトーナメント戦を行い(決勝は1試合のみ)、優勝チームを決めることとなる。

Aグループでは、いきなりG大阪とC大阪の大阪ダービーが実現。G大阪はリーグ開幕戦で鹿島に敗れているだけに、巻き返しの一戦となる。一方のC大阪は前年、決勝で敗れて準優勝。2017年以来のタイトル奪還に向け、幸先の良いスタートを切りたいところ。互いに意地とプライドをかけた激しい一戦が期待される。

Bグループでは連覇を狙う名古屋が清水と対戦。リーグ開幕戦では神戸に快勝を収めているだけに、いい形でこの大会にも臨めるだろう。開幕戦で出番のなかった若手にもチャンスが与えられそうだ。一方の清水は先週末の一戦で、札幌と引き分けた。怪我人が複数出ているなか、こちらも若手の力が必要となってくるだろう。

J2から参戦する徳島は広島と対戦。1年でのJ1復帰を目指すなか、J1勢との対戦は自身の力を推し量るうえでも、重要な一戦となる。リーグ開幕戦では金沢とスコアレスドローに終わっているだけに、得点力の向上がテーマとなるだろう。一方の広島もリーグ戦は鳥栖とスコアレスドローで終了。その試合で出番のなかった森島 司、野津田 岳人ら出場チャンスを得るかもしれない。

Cグループでは、京都がホームに柏を迎える。J1と同様に12年ぶりの参戦となるだけに、高いモチベーションをもってこの試合に挑むだろう。先週末のJ1復帰戦では浦和に見事に勝利。その勢いを保ち、再び勝利を手にすることができるか。対する柏にも湘南を撃破した良い流れが備わる。リーグ開幕戦でベンチ入りを果たしたルーキーの真家 英嵩に出番は訪れるか。

鳥栖はホームで札幌と対戦。リーグ開幕戦では広島相手にスコアレスドローに終わったが、相手を押し込む戦いを実現。後はいかに得点を奪えるか。FW陣の奮起が求められるだろう。札幌も清水に勝ち切れなかったが、新加入の興梠 慎三が存在感を放った。連戦だけにこのベテランは温存されそうだが、代わってピッチに立つ選手が意地を見せられるか。

Dグループでは、湘南と福岡が対戦。湘南はリーグ開幕戦で柏に敗れただけに、連敗は避けたいところ。田中 聡ら若きタレントが、流れを変える働きを見せたいところだ。対する福岡は、先週末の試合では磐田と引き分けに終わっている。組織的な守備は実現されているだけに、フアンマ デルガドら攻撃陣にかかる期待は大きい。

なおAグループの大分vs鹿島、DグループのFC東京vs磐田は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっている。
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