アストン・ヴィラ|マンチェスターユナイテッドに0-1の惜敗 (FA杯3回戦)

アストン・ヴィラFC
チーム・協会

【©︎AstonVillaFC】

何度もチャンスをつくるも1点が遠くユナイテッドに競り負け悔しいFA杯敗退

 イングランド国内主要タイトルの一つであるエミレーツFA杯に3回戦から登場したアストン・ヴィラはアウェイのオールドトラフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

 ヴィラは今シーズンのリーグ戦でユナイテッドに1-0で勝利しており、その再現が期待された試合であったが、今回はホームのユナイテッドが先制点を挙げる。

 ユナイテッドのマクトミネイのロングシュートをキーパーのエミ・マルティネスが弾いたが、そのセカンドボールを拾ったユナイテッドがフレッドにつないでクロスをあげると、そのボールにマクトミネイが頭で合わせて先制されてしまう。

 しかし、その後はアストン・ヴィラがペースを取り戻し試合の主導権を握る。ワトキンス、イングス、ブエンディアの強力な3トップ中心に何度もユナイテッドゴールに迫った。

 30分にミングスのロングクリアをユナイテッドのリンデロフが処理を誤っている隙を突いて、ワトキンスがボールを奪取してそのまま抜け出しシュートまで持っていくが、これはクロスバーを直撃しゴールとはならなかった。

相手DFにプレスにいくオリー・ワトキンス 【©︎AstonVillaFC】

 後半もヴィラペースで試合が展開される。52分にマッギンがフリーキックからファーに放ったボールをエズリ・コンサが折り返し、イングスがゴールに押し込み同点に追いついたように見えたが、その後のVARレビューの結果、無効とされてしまう。

 59分にスルーパスに反応したイングスがチップキックで相手ゴールキーパーをかわし、こぼれたボールをワトキンスが押し込んで再びネットを揺らすが、今度はイングスの飛び出しがオフサイドと判定され得点ならず。

 67分にマティ・キャッシュがミドルレンジから強烈なシュートを放つが、相手キーパーのデ・ヘアの好セーブに阻まれてしまう。終盤にもヴィラは攻め続けるが、なかなか突破口を見いだせないまま無情にも試合終了のホイッスルが吹かれゲームセット。ヴィラは内容がよかっただけに悔しい敗戦となってしまった。

ゴール
0-1 マンチェスター・ユナイテッド:マクトミネイ(8分)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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