好調アストンヴィラに2-1で勝利 【マンチェスター・シティ】

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【©︎ManCity】

ディアスとベルナルドのゴールでリーグ戦4連勝!首位チェルシーを追走

 プレミアリーグの第14節。マンチェスター・シティはスティーヴン・ジェラード新監督が率いる好調のアストン・ヴィラとアウェイで対戦した。またこの試合はグリーリッシュの古巣対戦ということもあり注目が集まった試合でもあった。

 開始から1分も経たないうちに、右サイドバックのジョアン・カンセロの開口一番のシュートを火種に、ガブリエル・ジェズスやジンチェンコが果敢に仕掛けていくが、相手キーパーのエミリアーノ・マルティネスのファインセーブもあってなかなかゴールは割れない。一方でジェラード監督が就任してから復調しているヴィラも、隙あれば素早いカウンターでシティのゴールを攻め立てた。

 一進一退の攻防を繰り返すこと27分、スターリングが左サイドから中をドリブルでえぐる仕掛けを見せて、中に完璧なパスを送るとこれをセンターバックのルベン・ディアスが目の覚めるような左足のシュートを放ち、ゴールの隅に叩き込んだ。これでシティが1点をリードする。

1点目のルベン・ディアスのゴールシーン 【©︎ManCity】

 さらにシティは前半が終了する2分前にリードを2倍に広げることに成功する。ヴィラの攻撃を防いだフェルナンジーニョが見事なロングレンジのパスで右サイドのガブリエル・ジェズスに展開すると、そのジェズスからのボールを真ん中に走り込んでいたベルナルドが息を呑むようなダイレクトの左ボレーでゴールネットを揺らしリードを広げた。

2点目のダイレクトボレーを決めるベルナルド 【©︎ManCity】

 しかし、ここでそう簡単に引き下がらないのがホームのアストン・ヴィラだった。後半に入って早々に獲得したコーナーキックから、ヴィラのワトキンスがポストをかすめるボレーシュートを放ち試合の流れを一変させた。

 勢いに乗ったホームのヴィラは同点にすべく立て続けに攻め続けるが、シティも主導権を握らせまいとしてお互いに緊張感のある攻防を繰り広げた。75分にはキーパーのエデルソンのビックセーブが飛び出すなどしてなんとか逃げ切ることに成功した。

 最後の最後まで厳しい戦いだったが、シティは時間をかけて貴重な勝ち点3を獲得した。ペップ・グアルディオラが率いるスカイブルーのチームは、ケガや病気、出場停止などで数名の主力選手を欠いていたにもかかわらず、ディアスとシルバのポルトガルデュオの見事なゴールでアウェイの一線を勝利で締めくくった。

ゴール
0-1 シティ:ディアス(27分)
0-2 シティ:ベルナルド(43分)
1-2 アストン・ヴィラ:ワトキンス(47分)
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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