【結果・選手コメント】埼玉上尾メディックスvsデンソーエアリービーズ

埼玉上尾メディックス
チーム・協会

【埼玉上尾メディックス】

一進一退の攻防が続いたデンソー戦は埼玉上尾メディックスが粘って勝利

試合結果 【埼玉上尾メディックス】

 勝ち星を先行させたい埼玉上尾メディックスはデンソーエアリービーズのセカンドホームである札幌に乗り込んでの一戦。
 第1セット、先手を取ったのはデンソー。中元のサーブで埼玉上尾のサーブレシーブを崩すとスタメン出場したアコスタがレフトから高さのあるスパイクや埼玉上尾のミスを誘い5-1とスタートダッシュに成功する。しかしタイムアウトで冷静さを取り戻した埼玉上尾は、佐藤のスパイク、青柳のクイックを効果的に使い一気に同点にし、そのまま8-7と逆転でテクニカルタイムアウトへ。すると埼玉上尾はこの日好調の佐藤がスパイクを決めて12-9と抜け出す。その後も内瀬戸のノータッチエースなどで5点差をつけるも、デンソーは頻繁な選手交代で流れを呼び戻し1点差で終盤戦へ。一度はデンソーがブロックを決めて逆転するもこの日の埼玉上尾はセッターを鎌田に代えると冷静さを取り戻し再び逆転。最後はサンティアゴのブロック、ロレンネのスパイクで25‐23と逃げ切り、第1セットを先取する。
 第2セットはデンソーがクイックを要所でうまく使い、埼玉上尾のブロックを分断すると工藤のサーブが埼玉上尾を崩し6-4とリードする。それでも埼玉上尾は確実にサイドアウトを取り返すと調子を取り戻し、ロレンネがライトから決めて逆転。流れを取り戻したいデンソーは選手交代でムードを変え一進一退の攻防に。ここで抜け出したのはデンソーで、アコスタのサーブから中元が連続してスパイクを決めて19-15とする。埼玉上尾もここで山口を入れるとジワジワと追い上げて21-21と追いつきデュースへ。最後はアコスタのスパイク、横田のブロックが出たデンソーが26‐24で取り、セットカウントを1-1とした。
 勝負の第3セット、序盤はともにサイドアウトを取り合い一進一退の試合展開でスタートする。その均衡を破ったのは埼玉上尾で、内瀬戸がレフトから粘り強く決めて抜け出すと、長いラリーからサンティアゴが1枚ブロックでシャットアウトして流れは埼玉上尾へ。セッター山崎がうまくクイックを織り交ぜるとデンソーもミスを出し一気に点差を広げ、25‐17でこのセットを埼玉上尾が大差をつけて取る。
 第4セットはデンソーが終始リードし、埼玉上尾が我慢をしながら3点差から離されない試合展開となる。すると後半、セッターを山崎から鎌田に交代させると流れが変わり17-17と追いつくと青柳のクイックでそのまま逆転。すると埼玉上尾はサンティアゴのスパイクが要所で決まり24-21とマッチポイント。最後はロレンネがライトからパワーのあるスパイクを決めて25‐22で取り、3-1で勝利した。

埼玉上尾メディックス 3(25-23、24-26、25-17、25-22)1 デンソーエアリービーズ

スターティング
#11青柳京古(MB)、#5山崎のの花(S)、#9内瀬戸真実(OH)、#3サンティアゴ・アライジャ・ダフニ(MB)、#24ティシェイラ・ロレンネ(OH)、#10佐藤優花(OH)、#7山岸あかね(L)

得点リーダー
#3サンティアゴ・アライジャ・ダフニ アタック14点(60.9%)、ブロック3点  17得点
#10佐藤優花 アタック15点(41.7%)、ブロック2点 17得点
#24 ティシェイラ・ロレンネ アタック13点(33.3%) 13得点
#11青柳京古 アタック12点(70.6%) 12得点

選手コメント

#5 山崎のの花選手
最近、土曜日の試合でいい結果を出せていなかったので、今日の試合に勝てたことはチームにとって、すごくプラスになったと思います。そして今日勝てたことにホッとせず、明日は明日でしっかりと勝ちに行きたいと思います!
個人的には、今日はミドルを積極的に使っていけたのが良かったと思うので、明日も続けていきたいです!

#10 佐藤優花選手
今日も沢山の応援ありがとうございました!
土曜日の試合勝つ事ができて良かったです。チームとしても個人としても大事な場面でミスがあり、苦しい展開になっていた部分があるので、明日はしっかり修正して優位にゲームが進められるよう全員で頑張ります。ご声援宜しくお願いします!

#19 仁井田桃子選手
いつもたくさんのご声援ありがとうございます
今日の試合は、苦しい展開でも最後まで戦い抜き、チーム一丸となって勝ち切ることが出来ました!個人的には今シーズン初出場でしたが、みんなが声をかけてくれて、思いっきりプレーすることが出来ました。次の試合はディフェンスでチームに勢いづけたいです!
明日も気を緩めず、チーム全員で頑張ります応援よろしくお願いします!

高いブロックでチームを勝利に導いたサンティアゴ・アライジャ・ダフニ選手 【埼玉上尾メディックス】

途中交代でチームの流れを変えた鎌田咲希選手 【埼玉上尾メディックス】

今季初出場の仁井田桃子選手 【埼玉上尾メディックス】

チーム最多のアタック15得点の活躍を見せ、VOMに選ばれた佐藤優花選手 【埼玉上尾メディックス】

5勝目を挙げた埼玉上尾メディックス 【埼玉上尾メディックス】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

VリーグDivision1に所属する上尾中央医科グループを母体とした女子バレーボールチームです。 埼玉県上尾市をホームタウンとして、本年度は埼玉県立武道館、深谷ビックタートルでホームゲームを開催。 埼玉県上尾市の顔として、地域の皆様と愛し愛されるチームを目指して活動しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント