セレッソ大阪【J1リーグ 第35節 C大阪vs. 川崎】王者をホームに迎える一戦。“小菊セレッソ”として、現在の持てる力を全てぶつけたい

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【CEREZO OSAKA】

前節の柏レイソル戦から約2週間の中断を挟み、再開される明治安田生命J1リーグ。今節、セレッソ大阪は、ホームに前々節でJ1リーグ優勝を決めた川崎フロンターレを迎える。

中断期間には、13日と14日に、人数限定ながら、サポーターへの公開練習も行った。「見に来てくれることは嬉しいですね。個人的にも、見られることで気持ちが上がる部分は他の選手より大きいと思います」(坂元達裕)「楽しかったです。サポーターに見られることで、改めて応援されていることを感じます。もっと頑張らないといけない気持ちになりました」(瀬古歩夢)。選手たちは、普段とは違う刺激を受けることで、心身ともにリフレッシュできた様子だ。また、加藤陸次樹はこの期間で取り組んだことについて、「細かいところを見直す期間になった。どうゴールを決めるかという部分は特に意識して調整した」と話す。連戦を終えて、改めて自身を見つめ直すことで、各選手それぞれが有意義な時間を送った。

【CEREZO OSAKA】

直近の公式戦5連戦、セレッソは3勝2敗で終えた。名古屋グランパス、柏といった堅守速攻型のチームに苦しんだが、試合ごとに選手を入れ替えて5試合を戦い抜いたことで、チームの総合力は確実に増した。今節を前に、「リーグ戦は一桁順位で終わる」(小菊昭雄監督)という明確な目標を設定。乾貴士、アダム タガート、ダン バン ラムと、負傷でチームを離れざるを得なくなった選手もいるが、彼らの分も含めて、再びチーム一丸の姿勢を持ち、リーグ戦の残り3試合と天皇杯に挑む。

【CEREZO OSAKA】

直近の5年間で4度目のJ1制覇を果たした川崎をホームに迎える今節は、セレッソにとってチャレンジの一戦だ。ボールを保持して試合の主導権を握ってくる川崎に対し、守備がどうハマるかがポイント。積極的にトライし、川崎を慌てさせたい。もちろん、自陣に引かされる時間帯もあるとは思うが、ピッチに立つ11人全員での意思統一を図った守備が必要になる。攻撃は速攻がメインになるとは思うが、つなぐところはしっかりつなぎ、自分たちの時間も作りたい。川崎は優勝を、セレッソは残留を決めており、余計なプレッシャーもないため、互いに思い切りぶつかり合う、ガチンコの戦いになりそうだ。

【CEREZO OSAKA】

試合当日の天気予報は、最高気温20度、最低気温9度、降水確率は0%。14時キックオフで、プレーするコンディションとしては良好だ。また、11月からスポーツを含めた大型イベントの上限1万人が解除され、収容人数の50%であれば、1万人を超えても入場可能になった。ヨドコウ桜スタジアムは約2万5千人を収容できるため、今節の上限は約1万2千人。チケットは完売しており、今季初の1万人超えの可能性もある。試合に向けて、「ホームでサポーターの力強い後押しもありますし、自分たちでボールを奪いにいく、ゴールを奪いにいく、そういったサッカーを披露したいと思っています」と力強く話した小菊監督。王者を相手に臆することなく挑み、現在の持てる力を全てぶつけたい。
(文=小田尚史)
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