大竹寛投手が引退会見、同僚投手たちが駆けつけ、サプライズも!

読売ジャイアンツ
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【引退会見でほっとした表情を見せた大竹投手 ©YOMIURI GIANTS】

 今シーズン限りでの現役引退を表明した大竹寛投手(38歳)の記者会見が25日、東京ドーム内で行われました。「ブルペンのオアシス的な存在」(宮本和知投手チーフコーチ)と呼ばれた大竹投手の引退会見とあって、投手陣の同僚たち10人も駆けつけてサプライズも飛び出すなど、温かい空気に包まれた会見となりました。

 引退を決意した理由を聞かれ「ひざをけがしてリハビリを頑張ったが、10月に入っても良くならないというところで、決断しました」と明かし、前日24日のヤクルト戦(神宮球場)での最終登板を振り返って「シュートでサンタナ選手のバットを折った瞬間は、ずっと覚えているのではないか。素晴らしい1日だった」と振り返りました。

 決め球のシュートについて「ちゃんと使えるようになったのは、(広島の)黒田(博樹)さんのシュートを見よう見まねで、右打者のインコースに思い切って投げたのが始まり。自分を助けてくれたボールです」と述べました。

 2014年に広島からFAで巨人に移籍する際にはかなり悩んだといい、「自分にとってはとても大きな挑戦だったので。イメージ以上のプレッシャーもあったが、巨人でリーグ優勝も初めて経験させていただいて、優勝がこんなにうれしいものなのか、ビールかけがこんなに楽しいものなのかと経験できて、ジャイアンツに挑戦して良かったと思う」と笑顔を見せました。

 会見終了時には、今村信貴、菅野智之、山口俊、中川皓太、鍵谷陽平、高橋優貴、田中豊樹、大江竜聖、戸郷翔征の9選手が登場したほか、会見中、大竹投手にマイクを向けていた「音声さん」が帽子とメガネを取ると畠世周投手だった!というサプライズもあり、大竹投手の驚きの表情に、会見場は笑いに包まれました。また大のラーメン好きの大竹投手は、会見に訪れた報道陣へのお土産に、自身の成績(101敗)にかけて101個のカップラーメンを用意しました。

 大竹投手は浦和学院高からドラフト1位で2002年に広島に入団、FAで2014年に巨人に移籍しました。プロ20年間で376試合に登板し、102勝101敗17セーブ、防御率3.77の成績を残しました。

 会見の模様をジャイアンツLIVEストリーム会員向けに配信しています。

会見の最後に同僚投手たちが登場、 マイクを向けている音声さんは…… 【©YOMIURI GIANTS】

実は畠投手でした!みんなで記念撮影 【©YOMIURI GIANTS】

ラーメン好きの大竹投手、報道陣 にカップラーメンをプレゼント 【©YOMIURI GIANTS】

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