これが優勝を狙うチームの底力だ!ロッテ岡の劇的同点2ランで執念のドロー。オリックスに勝って優勝マジック点灯へ

千葉ロッテマリーンズ
チーム・協会

【劇的同点2ランを放った岡大海外野手】

 リーグ優勝を目指すチームの底力を感じた。千葉ロッテマリーンズが絶体絶命の場面で起死回生の劇的なドローを演じた。札幌で行われた10月10日の北海道日本ハム戦だ。2点ビハインドで迎えた九回二死一塁。マウンドには守護神の杉浦が上がっていた。打席には岡大海外野手。2ストライクと追い込まれてからフルスイングした打球はレフトスタンドに消えた。あと1ストライクでゲームセットという状況まで追い込まれながら見せた劇的な同点2ラン。マリーンズのベンチはもうお祭り騒ぎ。ベンチを飛び出して喜んだ。マリーンズが息を吹き返した瞬間だ。

 井口資仁監督は「よく岡が打ってくれた。打ってくれると思っていた。打線も少しずつ振れるようになってきている。いい感じになっている。火曜日からは大阪でのオリックス戦。大事な3連戦になる」と試合後、興奮したように話した。

 さあ、明日10月12日からは舞台を大阪に移しての首位オリックスバファローズとの3連戦。前回、ZOZOマリンスタジアムで行った3連戦は3連敗を食らい、首位陥落しただけに負けられない1戦だ。2勝すれば51年ぶりとなる優勝マジックも点灯する。いざ、頂点へ。最後まで諦めないマリーンズ野球が今、花開こうとしている。頂点はハッキリと見える。バファローズに勝って、イッキに突き放す。
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