■「ブリヂストンオープン」 10月7日ー10日　※無観客開催
袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉県）7119yard / Par71 ▼10日・大会最終日

2週後の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」の権利がある上位3人に、香妻陣一朗（こうづま・じんいちろう）が土壇場で割って入った。

上がりの3連続バーディで、優勝の杉山知靖（すぎやま・ともやす）に次ぐ2位タイにつけ、片岡尚之と並んで出場資格をゲットした。

9番ではイーグルもあった。
「15アンダー超えれば優勝も」と二兎を追い、最後まで果敢にトライ。

大会タイ記録の「62」で先に通算15アンダーで上がり、単独3位にいたプロ4年目の植竹勇太を最終18番でついに追い抜き、チャンスを奪った。

前回19年の日本開催は、主催者推薦で出場。
「自分の思っているスコアと比べてみて、まだまだダメだと思った。良いプレーをしても、順位が上がらなかったりとかした」と、打ちのめされた2年前。

昨年11月のツアー初優勝を糧に、2年ぶりの再挑戦で腕試しだ。

自力で勝ち取った今度は、「今の自分が世界でどれだけ通用するか試される。全力で、勝ちに行きたい」。
ホームの強みを生かしてみせる。

※10月21ー24日の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ(千葉県アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ)」には、本大会上位3人の杉山知靖、香妻陣一朗、片岡尚之のほか、今年4月の「東建ホームメイトカップ」から今週の「ブリヂストンオープン」までの獲得賞金で争う「ZOZOランキング」上位7人の木下稜介、スコット・ビンセント、チャン・キム、星野陸也、大槻智春、金谷拓実、今平周吾ら10人が、出場権を獲得しました。