戸田中央総合病院メディックス            主砲の満塁ホームランで後半戦初勝利‼

チーム・協会

【4番・數原顕子選手の満塁ホームランに湧くメディックス選手たち】

【10月2日(土)VS 豊田自動織機 ○4-0】
【10月3日(日)VS 日立 ●0-1】
日本女子ソフトボールリーグ1部 第7節 刈谷大会2戦が愛知県刈谷球場にて行われ、戸田中央総合病院メディックスは1勝1敗。豊田自動織機戦では後半戦初勝利を収めた。

豊田自動織機戦、4番の一振りで一挙4点試合を制す

【10月2日(土)VS 豊田自動織機 ○4-0】

タイブレークの末、満塁本塁打を挙げた數原顕子選手 【©2021 Toda Medics】

先発は湯川いずみ投手。豊田自動織機の先発・長谷川鈴夏投手とともに中盤まで互いに無失点と好投をみせた。ピンチが訪れたのは5回裏、豊田自動織機の4番が放った初安打、続くセンターフライ等で二塁走者が三塁に進塁したタイミングでベンチが動き、湯川投手からエースのジョーダン・テーラー投手に交代。ジョーダン投手は続く打者を三振に切ってとり、無失点でピンチを切り抜けた。延長8回表、豊田自動織機はエースのダラス・エスコベド投手を投入。その後は両エースの好投もあり、0-0のままタイブレークに突入した。そして延長9回表、一死満塁と攻め立てた戸田中央総合病院メディックスは、4番の數原顕子選手の満塁ホームランで一挙4得点を挙げ、4-0と快勝した。

豊田自動織機戦で先発した湯川いずみ投手 【©2021 Toda Medics】

快投をみせるエースのジョーダン・テーラー投手 【©2021 Toda Medics】

日立戦、元チームメイトの一発に泣く

【10月3日(日)VS 日立 ●0-1】

3回表にはホームラン性の大飛球をレフト・高橋亜珠美選手がキャッチするファインプレーが飛び出す 【©2021 Toda Medics】

5回裏、ライト前ヒットを放つ鬼澤麻純選手 【©2021 Toda Medics】

日立戦では、先発の湯川いずみ投手と日立先発のケイラニ・リケッツ投手との激しい投手戦となった。湯川投手は1回表、ランナーを背負いながらも、日立4番で東京五輪代表の清原奈侑選手をライトフライに打ち取る好ピッチング。また、3回表には、日立のホームラン性の当たりを高橋亜珠美選手がフェンス外側まで手を伸ばしてキャッチするファインプレーが飛び出すなど、味方の堅い守備にも助けられ、粘り強いピッチングで5回まで強力日立打線を無失点に抑える快投をみせた。一方、打線は5回裏に鬼澤麻純選手のライト前ヒットでノーアウトから出塁、果敢に盗塁を狙うも、失敗に終わりチャンスを活かしきれない。すると6回、ジョーダン・テーラー投手へ投手交代をした矢先、元チームメイトである日立の坂本結愛選手にレフトへのソロホームランを打たれ、手痛い一発を浴びる。その後の反撃でランナーを出すも、この1点が決勝点となり、リケッツ投手に完封に抑えられ、連勝とはならなかった。


今節1勝1敗で6位タイとなり、いよいよ次節、埼玉県川口市で開催のホームゲームで勝負の3連戦を迎える戸田中央総合病院メディックス。
3連勝をもぎ取り、決勝トーナメント進出に望みをつなげたい。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1976年に実業団女子ソフトボール部として発足。1999年に日本女子1部リーグに昇格。2021年シーズン最終順位は9勝13敗で第8位。戸田中央医科グループの理念『愛し愛される』とチームスローガン『心ひとつに力ひとつに~すべてを捧げて 想いを形に~』を2つの柱に決勝トーナメント進出を目指します!

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント