日本バスケットボール協会（JBA）は9月21日、5人制男女日本代表・AKATSUKI FIVEの新ヘッドコーチ（HC）を発表した。男子日本代表HCには、女子日本代表をTokyo 2020（東京五輪）銀メダル獲得に導いたトム・ホーバス氏が就任。女子日本代表HCには、恩塚亨氏がアシスタントコーチから昇格する。

男子日本代表のフリオ・ラマスHCは契約満了により退任する。後任のホーバス氏はアメリカ合衆国コロラド州出身の54歳。2017年から2021年に女子日本代表のHC（2011年はアシスタントコーチ、15‐16年はコーチ）を務め、東京五輪ではチームを銀メダルに導いた。

ホーバス氏の後任として女子日本代表HCに就任する恩塚氏は、大分県中津市出身の42歳。2017年から2021年に同代表のアシスタントコーチ（2007-12、16年はアナリスト）を務めていた。女子日本代表は、9月27日から10月3日までヨルダン・アンマンで開催されるFIBA（国際バスケットボール連盟）女子アジアカップ2021に出場。同大会では恩塚氏が指揮を執る。

JBAは同時に、3×3バスケットボール男女日本代表ディレクターコーチのトーステン・ロイブル氏の契約満了による退任も発表。同氏の後任は未定となっている。