8か月で4千万円を超える募金。アルビレックス新潟を支える地域の力
【©ALBIREX NIIGATA】
「チームにPOWERを!」の呼びかけに応じて
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今シーズン、後援会が支援するポイントに定めたのは、クラブハウスの環境整備でした。リーグ戦は開催されているものの、ウイルス禍によって先の見通しづらい状況は続いており、クラブの未来への投資を難しくしています。クラブハウス設備の充実は、選手たちが日々のトレーニングに打ち込めることはもちろん、加入を検討する選手たちにとって魅力的なクラブかという観点でも重要といえます。
サポーターの力でアップグレード
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05年から11年までクラブに所属し、12年に移籍、今季新潟に復帰した千葉和彦選手は「以前、所属していたときよりもトレーニングルームが大きくなっている」と感じていましたが、その拡張が15年の募金によるものと知ると「アルビは皆さんと共に作り上げてきたクラブなんだと感じます」と感銘を受けていました。
これまで所属してきた選手、スタッフはクラブハウス施設を大切に使ってきましたが、給湯設備やシャワーなどは建設から18年が経ったことで、経年劣化や不具合が目につくようになっています。今回の募金によって、クラブハウスを中心とした環境はさらに整い、選手たちはより一層集中してトレーニングに臨み、練習後はリラックスした時間を過ごせるようになるでしょう。
市民クラブとしての挑戦
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1994年、クラブを運営する法人よりも2年早く、アルビレックス新潟後援会は発足しました。そこから27年を経て、後援会を中心に「地域の人々の力を束ねてクラブを支える」形が着実に根付いていることが、今につながっています。今季の戦いは残すところ3分の1となりましたが、地域に暮らす方々に支えられた市民クラブとしての挑戦を、来シーズン以降も積み重ねていきます。
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