千葉ロッテマリーンズが後半戦に向けて態勢を整えた。８月１３日から始まる後半戦。まずは本拠地ZOZOマリンスタジアムに首位のオリックスバファローズを迎えての３連戦となる。

　「オリックス戦を照準にやってきた。最初から飛ばす。全員や束になって戦う。後半戦と言っても残り６０試合。突っ走る」と井口資仁監督。その視線の先にはハッキリと１９７４年以来となるリーグ１位でのリーグ優勝が見えている。

　首位のオリックスとはわずか２・５ゲーム差。最初のカードで３連勝をすれば一気に首位の座も見えてくる。そしてそのまま最後まで突っ走る。オリンピック中断期間に課題と向き合い、しっかりと調整をしてきたロッテが畳みかけるように攻め込む。その先には栄光が待っている。２０２１年、プロ野球の主役は千葉ロッテマリーンズだ。