【東京オリンピック】5日目イブニングセッション 選手コメント(男子110mハードル予選・男子5000m予選)
【アフロスポーツ】
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男子110mハードル 予選 3組 6着 13秒98(-0.1)
(第3ハードルクリアランスの)着地の時に潰れてしまって、前につんのめるような動きが出て、(インターバルが)詰まり、そこで修正できずに(次のハードルに)ぶつけてしまった。
あまり(調子が)良くない状態だったので、無理やり自分を鼓舞して動こうとしたのだが、空回りしてしまったように思う。
オリンピックは、普通の試合とは違う独特の雰囲気がある。そういうところを楽しめたと思う。こういう雰囲気を味わえただけでも、今後の陸上人生に生かせると思うので、今後も頑張っていきたい。
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男子110mハードル 予選4組 2着 13秒28(-0.2) =準決勝進出
ハードリングが浮いたりして、まだ実力を出しきれていないが、それでセカンドベストを出せて、いい感じ。しっかり準決勝に生かして頑張っていく。
(日本勢の準決勝進出は、1964年東京大会以来57年ぶりであることの感想を問われ)そのことはあまり実感がないのだが、しっかりと(準決勝を)通過して、決勝を目指して頑張りたい。
(初めてのオリンピックはどうか、の問いに)楽しい。ワクワクがいっぱいですごく楽しい。
2019年ドーハ世界選手権は、選出されたが、ケガ(肉離れ)で棄権することになり、すごく悔しい思いをした。「絶対に、オリンピックに出場して、いい結果を残してやる」という気持ちでこれまで頑張ってきた。これからしっかり頑張っていく。
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男子110mハードル 予選5組 3着 13秒41(-0.1) =準決勝進出
走りが浮き気味で、攻めの走りができなかった。明日は修正したい。
予選からしっかりと流れをつくりたかったのだが、前半から流れがつくれなくて、そこは(今後)修正できるかなと思っている。
(明日の準決勝までは)自分のケアが最優先。時間がないので、今日の夜、しっかりとケアして、明日に備えたい。
この試合に懸ける思いは強いので、明日しっかり修正して、いい走りができるように頑張りたい。
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男子5000m 予選1組 17着 14分05秒80
1組目ということでスローペースになるだろうと思っていたので、レース展開としては想定内だった。半分(2500m)までは余裕を持ったまま走れていたのだが、ペースが切り替わって、きつくなったときに、「あ、ヤバい」と思ってしまい、そこから一気に足が止まってしまった。
トラックで日本代表になることを1つの目標として、学生時代からやってきた。こうして目標としていたオリンピックで走れたことは本当に嬉しいが、皆さんの期待に応えられなかったことを悔しく感じている。
今日は期待に応えることができなかったが、このオリンピックを通して強くなれたと言えるように、これからもっと練習していきたい。
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男子5000m 予選2組 18着 14分15秒54
オリンピック(出場)が決まってから、自分のなかでは特別な感情なく戦いたかったのだが、それができなかった。
ずっと力を使わないように、敢えて後ろのほうでマークしている選手だけの背中を見ながら走っていたのだが、転倒した選手を避けようとしたのと同時にレースも動いていったため、そこで気持ちの切り替えができなかった。最後のスピードに関しては自信があるので、良さ(持ち味)が出せないまま終わってしまった。
こういうレベルの高さのなかで、自分自身の走りがしっかりできないといけないということを感じたし、(それができていないことを)情けなく思う。
(初めてのオリンピックの感想は、の問いに)本当に夢の舞台で、僕みたいな力のない選手でも、時間をかけてやっていけば立つことができるという…。でも、ここに立ちたかった選手はほかにもいっぱいいるはず。だから走るだけでは終わらせたくないという強い思いはあった。(それだけに)こうなってしまって申し訳なく思う。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:アフロスポーツ
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