初ゲストに韓国挑戦1年目を終えた中村太地、最新KBL事情から私生活まで根掘り葉掘り 島田のマイク

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 Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』が、20日、バスケットボールキングから配信された。今回は番組初のゲスト回。韓国プロバスケットボールリーグ(KBL)の原州DBプロミに所属する中村太地選手を招き、最新のKBL事情やBリーグとの違い、さらには韓国生活について島田チェアマンがインタビューを行った。

 まずは中村選手のキャリアを振り返りつつ、「韓国に行こうと決めた一番のポイントは?」とズバリと切り込んだ島田チェアマン。これに対して中村選手は、外国籍選手の存在感が高まりつつあったBリーグでプレーする中で「国内選手が中心となってやるバスケットをもっとやりたい」という思いが芽生え、自身のさらなる成長のためにそうした環境が整った韓国に渡ることを決意したと語った。

 KBLでは韓国人選手のフィジカルの強さが「衝撃的」だったと話す中村選手。また、年俸が公開され、トレードも頻繁に行われるなど、KBLはより契約にシビアな環境となっており、「一つでも上に行かなければ契約がなくなってしまう、そういうハングリー精神が韓国人選手にはある」と厳しい環境で育まれる選手たちのメンタルの強さについても感じるものがあったようだ。

 厳しい環境ではあるものの、「来シーズンも韓国でプレーしたい?」という島田チェアマンの質問に、中村選手は「もちろんそう思っています」と即答。さらに将来的にはヨーロッパやアメリカでのプレーも目標としており、「結果を出せるのであれば、そのまま海外にいるというのも選択肢だと思っています」と今後も海外でのプレーを続けていくというキャリア展望を明かした。

 海外志向が高く、チャレンジ精神旺盛な中村選手。その心は島田チェアマンに求められた、現在バスケをプレーする子どもたちへのメッセージにも表れていた。

「Bリーグにもユースが増えて、いろいろな場所にチャレンジする機会があると思うので、どんどん恐れずに、自分がどんな選手になりたいのか常にイメージしてバスケットに取り組んでほしいと思います」

 島田チェアマンも中村選手の行動力を絶賛し、既成概念や固定観念に捉われない在り方に共感。「本当に魅力的な生き方をしているし、プレーヤーとしても可能性がある。ぜひ注目してほしい」とリスナーに呼びかけた。

『島田のマイク』では、Bリーグの成長のため日本全国を駆け回る島田チェアマンの日々を、本人の等身大の言葉で伝えていく。番組宛てのメッセージは“郵便”で受け付け中だ。感想、チェアマンへの質問、悩み相談などを随時紹介している。


『島田のマイク』
●出演者 島田慎二 Bリーグチェアマン
●配信日時 毎週木曜日21時頃配信予定
●プラットフォーム Spotify / Apple Podcasts / Google Podcasts / YouTube他
●メッセージの宛先 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-9-4 フロムワン内『島田のマイク』事務局

https://podlink.to/d3Rx
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