セレッソ大阪【J1リーグ第12節 C大阪 vs G大阪】リモートマッチの“大阪ダービー”。優勢に試合を進めて先制も、悔しいドローに
直近のリーグ戦から間が空いたため、注目されたスタメンは、チアゴとダンクレーが加入後初出場・初先発を果たし、第6節の湘南ベルマーレ戦以来の出場となる坂元達裕も復帰。ベンチには、アダム タガートも入った。試合は序盤、開幕戦以来の[4-3-3]システムで臨んできたガンバに攻め込まれる場面もあったが、セレッソもすぐに反撃。5分、オフサイドでノーゴールにはなったが、坂元のパスから裏を取った大久保嘉人がネットを揺らすと、続く9分にも、藤田直之のFKから大久保に決定機。ただし、今度はGK東口昭順に止められた。17分には、藤田のロングスローのこぼれ球を拾った清武弘嗣がミドルシュート。強烈な弾道だったが、ここもGKに防がれた。
その後は攻勢に出たガンバの攻撃をしのぎつつ、2点目を奪うべく最後まで攻めたセレッソだが、試合はこのまま終了。優勢に進め、待望の先制点も奪っただけに、勝ち切りたい試合ではあったが、ゴール前に立ちはだかったチアゴ、ダンクレーの存在感や、坂元の復帰など、今後に向けた明るい好材料も多かった。下を向くことなく歩みを進め、次節の名古屋グランパス戦に挑みたい。
(文=小田尚史)
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