【横浜FM戦プレビュー】〜ルヴァンカップ序盤の大一番。勝って首位に躍り出る!〜

清水エスパルス
チーム・協会

【©S-PULSE】

中2日のため、息つく暇もなく試合を迎えることになる。今度は、ルヴァンカップで横浜FMと対戦する。ルヴァンカップは、3月17日に仙台戦を終えてから3週間半ぶり。その仙台戦では、70分に途中出場の鈴木唯人がカウンターから一人でシュートまで持ち込んで先制点。鈴木唯のプロ初ゴールを最後まで守り抜いたエスパルスが、今季ルヴァンカップ初勝利を挙げている。

そのルヴァンカップはここまで2試合を終えて1勝1分。特筆すべきところはこれまで無失点が続いているということだろう。開幕戦となった広島戦では危ないシーンもあったが、永井堅梧のファインセーブで持ちこたえ、さらに仙台戦は同じく永井のセーブもあったが、相手にチャンスを与えることも少なく、守備の成熟が分かる試合になった。

今回の対戦相手の横浜FMは、エスパルスと同じく2試合で無失点。しかも特徴である攻撃陣が爆発して、前回の広島戦ではオナイウ阿道、仲川輝人が揃って2得点を挙げるなど大量5得点で圧勝している。開幕戦での勝利を含めて、ここまで2勝。Dグループの首位に立っている。この試合は、いわば首位攻防戦ということになる。

エスパルスは、この試合に宿題がある。それは、リーグ前節に「十分に得点を取れるチャンスがあって、そこで取れなかったのは、監督としては今後強く要求したい」とロティーナ監督が試合後に話していたものだ。公式戦ここ5試合で2得点というのは、勝利を収めるためには少なすぎる数字。大会が変わり、また過密日程ということもあって、メンバーが変わることが予想されるなかで、ここに出場する選手たちは、生きの良さを見せていきたいところだ。まずは守備から、そしてボールを保持しながら相手の隙を突いてネットを揺らしていきたい。

横浜FMは、上述のようにカップ戦を2勝としているが、リーグ戦でも好調を維持している。開幕戦で川崎Fに0-2で敗れてから、ここまで公式戦10戦負けなし。直近の試合であるリーグ第10節札幌戦でも、47分に先制点を許すという厳しい試合になったが、80分にオナイウが同点ゴールを叩き込むと、直後に前田大然のゴールで逆転、さらに後半アディショナルタイムにはエウベルのゴールで一気に突き放した。そのうちの3アシストは交代選手が記録するなど、この試合には、勢いを持って乗り込んでくることは間違いない。

エスパルスは、ホームの公式戦でこれまで勝利がない。それは選手たちのなかでも、気にかかっていることだろう。また、公式戦ではルヴァンカップの仙台戦で勝利して以来、4試合で2分2敗とチームとしてもあと少し結果を残すことができていない。そのため、ここでの勝利はチームを勇気づけることになる。さらに、それがホーム初勝利となればなおさらだ。ルヴァンカップ グループステージ1周目の最後の試合、ここで勝ってスタジアムが一体となって喜びを表現したい。

エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、ロティーナ監督と永井堅梧選手の試合前日コメントを公開!!


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2021 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ Dグループ 第3戦
4月21日(水)19:00キックオフ
清水エスパルスvs. 横浜F・マリノス
@IAIスタジアム日本平
放送
フジテレビTWO
FOD
スカパー!オンデマンド
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チーム名の「S-PULSE」は、「サッカー・清水・静岡」の頭文字Sと、サッカーを愛する県民、市民の胸の高鳴りとスピリットを表現するため、英語で「心臓の鼓動」を意味するPULSEを組み合わせて名付けられました。 1993年に「オリジナル10」の一つとしてJリーグ開幕を迎え、クラブの歴史がスタートしました。 こちらのサイトではチームや試合、イベントなど様々な情報をお届けいたします

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