ユヴェントス|ダービーは引き分け決着

ユヴェントスFC
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【©JuventusFC】

3日午後に行われたトリノダービーで、ユヴェントスはトリノと2-2で引き分けた。序盤にキエーザが先制点を挙げたがサナブリアの2得点で逆転を許し、クリスティアーノ・ロナウドの同点ゴールで勝ち点1を得た。

キエーザが先制点
 キックオフ直後からトリノゴールに襲い掛かったユーヴェは、まず2分にペナルティエリア内に侵入したモラタがシュート。これがGKシリグにセーブされるとその2分後にはロナウドが落としたボールをキエーザがボレーで狙うなど、序盤から積極的にゴールを狙った。

 そして13分にキエーザがモラタとのワンツーでペナルティエリア内へ切り込み、自らボールを持ち込んでシュートを突き刺し先制点を奪った。

サナブリアが同点弾
 しかしトリノも27分に反撃。ダニーロのクリアボールを拾ったマンドラゴラが低い弾道の鋭いシュートを放つと、シュチェスニーが弾いたボールにいち早く反応したサナブリアがヘッドで押し込み同点ゴールを決めた。ユーヴェはその後クアドラードのクロスにモラタが頭で合わせたがシリグがトリノゴールを守った。

後半開始直後の逆転
 後半はトリノのゴールで始まった。キックオフ直後にサナブリアがクルゼフスキのパスを奪ってゴール向けてに突進し、パワフルなシュートをニアに突き刺した。

 1点を追う展開となったユーヴェは51分にキエーザが強烈なシュート。その直後にも右サイドからのクロスにロナウドが打点の高いヘッドで合わせたものの、シリグが片手のセーブでコーナーキックに逃れた。

ロナウドのゴールで2-2
 ユーヴェが同点に追いついたのは80分だった。ベルナルデスキのクロスをキエッリーニが流し、ファーサイドのロナウドが頭で押し込むと一度はオフサイドフラッグが上がったが、VARがオンサイドであることを確認し得点が認められた。

 直後のベンタンクールのシュートはポストに嫌われ、終盤のトリノのチャンスはシュチェスニーがセーブしてそれ以上のゴールは生まれず。敵地でのトリノダービーは2-2のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

試合終盤でロナウドが同点弾 【©JuventusFC】

トリノ (3-4-1-2):シリグ;イッツォ、ブレーメル、ボンジョルノ;ヴォイヴォダ 、マンドラゴラ、リンコン、アンサルディ;ヴェルディ;ベロッティ、サナブリア

ユヴェントス (4-4-2):シュチェスニー;クアドラード、デ・リフト、キエッリーニ、アレックス・サンドロ (ラビオ 87);クルゼフスキ (ベルナルデスキ 71)、ダニーロ (ラムジー 71)、ベンタンクール、キエーザ;モラタ、ロナウド

サブ:ピンソーリョ、イスラエル、ドラグシン、デ・マリーノ、フラボッタ、ディ・パルド、ファジョーリ、、フェリックス・コレイア

【©JuventusFC】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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