ドラ1ルーキー・早川隆久と鈴木昭汰がプロ初先発!【3/28 パ・リーグ見どころ】

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【(C)パーソル パ・リーグTV】

 3月28日、「パーソル パ・リーグTV」では、パ・リーグ主催の一軍公式戦3試合と、ファーム公式戦3試合の計6試合を配信予定。各試合の見どころを紹介していく。

楽天はドラ1ルーキー・早川隆久がプロ初先発。北海道日本ハム・渡邉諒との勝負に期待

 楽天生命パーク宮城では13時から、楽天イーグルスと北海道日本ハムの第3回戦が行われる。27日の試合では北海道日本ハムが4時間越えの熱闘を制し、今季初勝利を飾った。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→1勝1敗
北海道日本ハム→1勝1敗

【昨季投手成績】
【楽天イーグルス】早川隆久投手 プロ初登板
【北海道日本ハム】池田隆英投手 21試合1勝1敗 32.2回 26奪三振、防御率1.65(ファーム)

 楽天は注目ルーキー早川隆久投手が先発。150キロを超える速球を武器に、大学ナンバーワン左腕として鳴り物入りで入団した早川投手は、チームを勝利に導く投球ができるか。打線では辰己涼介選手に注目。オープン戦では打率.385の好成績を残し、開幕戦でも先頭打者本塁打を放った。切り込み隊長として、ルーキーを援護できるか。

 一方北海道日本ハムは池田隆英投手が先発。昨季は楽天で育成選手としてプレーし、二軍で好成績を残して支配下復帰を勝ち取った。今季2月末にトレードで移籍し、新天地で迎えたオープン戦では3試合に登板し無失点と結果を残した。恩返しとして、古巣相手に好投したい。打線では渡邉諒選手に期待したい。27日の試合では5打数4安打の大暴れ。速球派の早川投手をらしいバッティングではじき返す姿を披露できるか。

埼玉西武の先発は本格転向の平井克典。オリックスは前日マルチ安打の太田椋に期待

埼玉西武ライオンズ・平井克典投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 メットライフドームでは13時から、埼玉西武とオリックスの第3回戦が行われる。27日の試合では、オリックスが今季初勝利を飾り1勝1敗となった。開幕カード勝ち越しをかけた一戦は、どのような展開を見せるか。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝1敗
オリックス→1勝1敗

【昨季投手成績】
【埼玉西武】平井克典投手 41試合5勝5敗 60.1回 53奪三振、防御率4.18
【オリックス】山岡泰輔投手 12試合4勝5敗 69.1回 64奪三振、防御率2.60

 埼玉西武は、平井克典投手が先発のマウンドに上がる。入団当初から主に中継ぎで活躍したが、今季は本格的にローテーションの一角として勝負に挑む。オープン戦最後の登板では6回途中5失点と不安が残る結果となったが、修正できているか。打線は外崎修汰選手に注目。27日の試合では今季初安打を記録し、守備でも難しい打球をグラブにおさめる好プレーを見せた。勝利につながる打撃と守備をみせて、チームの開幕カード勝ち越しを決めたい。

 オリックスの先発は、山岡泰輔投手。昨季は開幕投手から始まったが、ケガなどもあり12試合で4勝5敗と苦しい1年となった。今季はローテーションを守り切ってチームに貢献するためにも、初戦から勝利に導く活躍を見せたい。打線は、太田椋選手に注目する。開幕戦に今季初安打を放つと、27日の試合ではマルチ安打を記録。幸先よく開幕のスタートを切った。シーズンを通して一軍定着へ、アピールを続けたい。

鷹のベテラン・和田毅と鴎のドラ1ルーキー・鈴木昭汰が先発。18歳差の左腕対決に期待!

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 PayPayドームでは13時から、福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第3回戦が行われる。27日の試合では福岡ソフトバンクがサヨナラ勝ちで2連勝を飾った。この試合ではプロ19年目の大ベテランとドラフト1位ルーキーという、対照的な左腕の投げ合いが予定されている。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝0敗
千葉ロッテ→0勝2敗

【昨季投手成績】
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 16試合8勝1敗 85.2回 75奪三振、防御率2.94
【千葉ロッテ】鈴木昭汰投手 プロ初登板

 福岡ソフトバンクの先発は、和田毅投手。40歳の大ベテランだが、まだまだ衰えは感じられない。昨シーズンは一人で貯金7つを稼ぐ活躍を見せ、千葉ロッテに対しても3戦2勝、防御率0.52と好相性。昨年同様の投球で、チームの3連勝を呼び込みたい。

 一方、3連敗を防ぎたい千葉ロッテは、22歳のドラフト1位ルーキー・鈴木昭汰投手がマウンドへ。オープン戦では2試合に登板して防御率2.00。14日には福岡ソフトバンクに対し、5回1安打無失点と好投を見せている。プロ初登板・初先発を勝利で飾ることができるか。

 2日間で20安打と好調の福岡ソフトバンク打線の注目は、栗原陵矢選手。オープン戦では思うような成績が残せず、一時は開幕スタメンも危ぶまれた。しかし、開幕してからは2試合連続でマルチ安打を放ち、8打数4安打と好調。既に2打点をあげているように、勝負強さも健在。28日の試合でも、打線に欠かせない存在として活躍できるか。

 千葉ロッテ打線では、マーティン選手に注目。ここまで9打数2安打と打率は.222だが、開幕戦では本塁打、前日の試合では適時打といずれも打点を記録している。チャンスを作りながらも2日連続で2得点と爆発しきれない打線を、中軸として支えたい。

1番に抜てきされた埼玉西武のルーキー・山村崇嘉に注目!

 CAR3219フィールドでは13時から、埼玉西武と横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。

 埼玉西武は、ドラフト3位ルーキー・山村崇嘉選手に注目。そのバッティングセンスの良さが評価されている山村選手だが、ここ4試合は1番を務めている。より多く、実りある経験を積みたい高卒1年目。打率はまだ1割台と苦しんではいるが、これからの起用と活躍に期待したいところだ。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝1敗
横浜DeNA→1勝1敗

4連勝を狙う千葉ロッテは3試合で2本塁打のレアードに期待

 ロッテ浦和球場では12時30分から、千葉ロッテと楽天イーグルスのイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。

 千葉ロッテで注目したいのはレアード選手。昨季は故障の影響で39試合の出場にとどまり、今季も開幕は二軍スタートとなった。ここまで3試合で7打数4安打2本塁打とその能力を遺憾なく発揮しており、一軍合流の期待もかかる。対する楽天は岩見雅紀選手に注目。昨季はファームで打率.333と好成績を収め、一軍でもプロ初本塁打を放った。今季もすでに2本塁打とその長打力を見せている。さらにアピールを重ねられるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝0敗
楽天イーグルス→0勝2敗

オリックス・山足達也はライバルに負けじとアピールできるか

 オセアンバファローズスタジアム舞洲では13時から、オリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。

 オリックスは山足達也選手に期待したい。オープン戦では7打数3安打とまずまずの結果を残しながら開幕一軍は勝ち取れなかったが、前日の試合では2打数2安打の活躍と、ここまでファームでは打率.462と好調を維持している。一軍の内野手は紅林弘太郎選手、太田椋選手と若手が台頭している。そこに負けじと結果を残せるか。

【今季対戦成績】
オリックス→0勝2敗
広島→2勝0敗


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