【ハンドボール】彗星JAPAN 東京五輪へ向け再始動!

日本ハンドボール協会
チーム・協会

【JHA】

ハンドボール男子日本代表「彗星JAPAN」は18日、強化合宿を開始しました。
1月にエジプトで行われた世界選手権での躍進から約1ヶ月半ぶりの代表招集です。
選手たちは帰国後は各自のチームに戻り、日本ハンドボールリーグ(JHL)でライバルとして戦いました。先週のプレーオフでシーズンが終了したのも束の間、代表チームは東京オリンピックへ向けた準備を本格化させます。

今回の合宿は、愛知県と東京都で4月3日まで行います。
招集された選手は19名。世界選手権メンバー20名のうち、ポーランドリーグで活躍中の2名を除いた18名に、RB松浦慶介選手が加わりました。
また、若手有望選手3名が「チャレンジ枠」として交代で参加します。
(メンバーリストはこの記事下部のリンクからご覧ください)

JHLチャンピオン外国人選手らの胸を借りて練習

18日に集合した彗星JAPANメンバー 【JHA】

今回の合宿、序盤の22日まではJHL優勝チーム豊田合成Blue Falconの協力を得て愛知県で行います。コロナ禍で従来通りの遠征や海外チーム招聘ができない中、オリンピックへ向けた実戦感覚を養うため、外国人選手を含む国内チャンピオンの胸を借りて練習するという方策です。

合宿に先立ち、ダグル・シグルドソン監督はオンライン会見で「世界選手権で良かったことは、コンスタントに戦えたこと。開幕前の親善試合から大会中を通して、試合ごとのアップダウンがなく、強豪国に挑んでもゲームをコントロールできた」と力強く振り返り、その後は「代表選手が各自のチームに戻り、自信を持ってプレーしている。個々の選手も、リーグ全体としても、レベルが上がってきている」と評価しました。

オリンピックでの選手の人数は14名と、通常の大会よりも狭き門になります。監督は今後の選手選考について「チームへのヘルプを最大限してくれる選手を選ぶ。世界トップと戦うためには、攻防での選手交代を最低限にしたい」と語りました。

今回の合宿では、3名の若手有望選手が約1週間ずつ交代で参加します。これまでも積極的に若手を招集し、抜擢してきましたが、今回も選手間の競争を高め、選手層の拡大と新戦力発掘を狙います。また、オリンピックへ向けた代表チームの取り組みや雰囲気を体験し、将来の指針にしてほしいという監督の願いも込められています。

東京五輪 男子出場12ヶ国が決定

東京オリンピックの世界最終予選(男子)が先週末行われ、6ヶ国が出場権を獲得しました。既に出場権を得ていた6ヶ国に加わり、全12ヶ国が出そろいました。

【世界最終予選通過国】
ノルウェー
ブラジル
フランス
ポルトガル
スウェーデン
ドイツ

【開催国】
日本

【2019年世界選手権優勝国】
デンマーク

【各大陸代表国】
スペイン
エジプト
アルゼンチン
バーレーン

女子の世界最終予選は今週末行われる予定です。
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著者プロフィール

公益財団法人日本ハンドボール協会(JHA)です。スポーツの基礎である「走・投・跳」の3要素を兼ね備え、スピーディーで迫力のあるハンドボール。身体接触の激しさから「空中の格闘技」とも呼ばれる、世界一面白いスポーツの魅力をお伝えします。 東京オリンピックへの出場を控える男女日本代表「彗星JAPAN」と「おりひめJAPAN」の公式ならではの情報をはじめ、アンダー各カテゴリ代表やJHA主催の全国大会、ビーチハンドボールについても配信してまいります。

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