【ハンド世界選手権】24年ぶり予選突破の日本、今夜メインラウンド【YouTubeで中継】

日本ハンドボール協会
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【Yukihito TAGUCHI / JHA】

日本時間23時半からアルゼンチン戦 東江選手「ハンドボールの歴史を変えていきたい」

19日のアンゴラ戦で勝利し、24年ぶりに予選突破した日本チーム 【Yuhikito TAGUCHI / JHA】

エジプトで開催中の第27回男子ハンドボール世界選手権で、日本代表「彗星JAPAN」は激戦の予選グループCを3位で通過しました。
24年ぶりに世界選手権の予選ラウンドを突破し、今夜からメインラウンドでの3戦に臨みます。
試合は国際ハンドボール連盟(IHF)のYouTubeチャンネルで無料配信されます(下部にリンクあり)。

日本のメインラウンド初戦は、今夜21日日本時間23時半から、アルゼンチン(グループDの2位)に挑みます。
アルゼンチンは中南米選手権1位で今大会出場権を獲得。ベテラン代表選手が多く、経験豊富なチームです。フランスリーグの強豪モンペリエで活躍する世界的スターであるDiego Simonet選手(CB・背番号6)のゲームメイクに注目です。

奇しくも、メインラウンドの対戦国は3ヶ国とも東京オリンピック出場権を獲得しています。オリンピックへ向けての試金石となるメインラウンドにご注目ください。

【対戦国メモ】
▽3カ国とも東京オリンピック出場権を獲得済み。
▽デンマーク:
2020年1月欧州選手権13位。世界選手権前回大会(2019年1月)優勝。
▽アルゼンチン:
2020年1月中南米選手権優勝。世界選手権前回大会は17位。
▽バーレーン:
2020年1月アジア選手権4位。世界選手権前回大会は20位。
▽ダグル・シグルドソン監督
アルゼンチンの監督はスペイン人。
今大会直前に国際親善試合で対戦したエジプト、予選グループで戦ったカタールともに、監督はスペイン人であり、プレースタイルは似ているので、準備時間があまり取れない中ではラッキーだと思う。
アルゼンチンはパワフルなチームなので準備しておかないといけない。
メインラウンドへ向けては、自分たちのプレーで実力を出し、それが相手をどこまで追い込めるかだ。強豪揃いのグループではあるが、与えられたものを受けるだけでは成功しない。自分たちで取りに行かないといけない

ダグル・シグルドソン監督。元アイスランド代表キャプテンで日本(湧永製薬)でもプレー経験あり。ドイツ代表監督として欧州選手権優勝後、2017年から男子日本代表監督。 【Yukihito Taguchi / JHA】

▽土井レミイ杏利選手(キャプテン・LW・大崎電気)
最低限の目標だったメインラウンド進出は果たした。次の目標は12位以上。なぜなら、オリンピックは12チームで闘うので、それより上の順位を目指す

キャプテンの土井レミイ杏利選手。予選突破をかけたアンゴラ戦では終盤に同点ゴールを決めて勝利に貢献した。 【Yukihito TAGUCHI / JHA】

▽東江雄斗選手(CB・大同特殊鋼)
アンゴラ戦では同点に追いつかれたとき、前の日本代表だったらズルズルっと逆転負けをする場面だったが、一人一人のメンタルやチームのメンタルが本当に強くなり、同点に追いつかれても持ちこたえて勝利に結びつけることができた。
本当に(チーム・選手が)成長して、強くなっているなと感じた。
メインラウンドは、成長を止めずに、しっかりチーム一丸となって勝ちを積み重ねて、ハンドボールの歴史を変えていきたい

司令塔・東江雄斗選手。ゲームメイクだけではなく自身の得点力でも存在感を発揮。 【Yukihito TAGUCHI / JHA】

▽渡部仁選手(RB・トヨタ車体)
メインラウンドでは、東京オリンピックにも出場するデンマークなどとの力の差をみるだけでなく、しっかりと闘ってジャイアントキリングを狙いたい。
オリンピックホスト国代表としての意地を見せたい

アンゴラ戦では突破力を生かしチーム最多の7得点でMVPに輝いた渡部仁選手。 【Yukihito TAGUCHI / JHA】

【観戦メモ】
▽試合:
メインラウンド グループII 日本vsアルゼンチン
▽日時:
1月21日(木)日本時間23:30〜
▽配信:
日本からはIHFのYouTubeチャンネルで無料中継及び録画配信が見られます(この記事の下部にリンクあり)
▽公式情報:
日本ハンドボール協会(JHA)公式サイトのほか、JHA公式SNS(Facebook、Twitter、Instagram)及びJHA公式「ハンドボール日本代表応援団」SNS(Twitter、Instagram)で展開中。速報はTwitterでお届けしています(下部に公式サイトへのリンクあり)。
▽ハッシュタグ:
#Egypt2021、#彗星JAPAN
▽大会について:
2年に1度、世界一を争う大会で、今回は32ヶ国が出場。4ヶ国の予選グループで上位3位までがメインラウンド(2次リーグ)へ進出。
メインラウンドでは、グループCからの勝ち上がり国(クロアチア・カタール・日本)がグループDからの勝ち上がり国(デンマーク・アルゼンチン・バーレーン)とそれぞれ対戦。
6チームのうち、上位2カ国が準々決勝へ進出。
※同じグループからの勝ち上がり国は、予選ラウンドでの対戦結果の勝ち点を持ち越しとなっており、日本はクロアチアに同点、カタールに敗戦で勝ち点1からのスタート。
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著者プロフィール

公益財団法人日本ハンドボール協会(JHA)です。スポーツの基礎である「走・投・跳」の3要素を兼ね備え、スピーディーで迫力のあるハンドボール。身体接触の激しさから「空中の格闘技」とも呼ばれる、世界一面白いスポーツの魅力をお伝えします。 東京オリンピックへの出場を控える男女日本代表「彗星JAPAN」と「おりひめJAPAN」の公式ならではの情報をはじめ、アンダー各カテゴリ代表やJHA主催の全国大会、ビーチハンドボールについても配信してまいります。

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