【ハンドボール】男子世界選手権 メンバー発表!
【©JHA / Yukihito TAGUCHI】
彗星JAPANは、東京での2週間あまりの合宿を終え、エジプトへ向けて本日出発し、現地で調整を行いながら開幕へ備えます。
世界選手権は2年に1度開催されるもので、13日から31日までの間、世界一をかけて32ヶ国がエジプト(カイロ、アレキサンドリア、ギザ)で戦います。
日本は予選ラウンドでグループCのクロアチア、カタール、アンゴラと対戦。グループ4チーム中、上位3チームがメインラウンド(2次リーグ)へ進出します。
「空中の格闘技」とも呼ばれ、迫力満点のハンドボール。開催国として出場が決まっている東京オリンピックを目前に、世界の強豪との戦いに挑む彗星JAPANにご注目ください。
予選ラウンド日本戦の予定
▽15日(金)(日本時間16日午前2時)対クロアチア
▽17日(日)(日本時間23時半)対カタール
▽19日(火)(日本時間23時半)対アンゴラ
【メンバー】日本から18名に加え、ポーランドから若手2名が合流
▽GK
12 岩下 祐太(トヨタ紡織九州)
22 坂井 幹(豊田合成)
39 中村 匠(豊田合成)
▽CB
14 北詰 明未(トヨタ車体)
33 東江 雄斗(大同特殊鋼)
38 水町 孝太郎(豊田合成)
▽LB
15 部井久 アダム勇樹(ジークスター東京・中央大学在学中)
18 成田 幸平(湧永製薬)
31 吉野 樹(トヨタ車体)
▽RB
19 徳田 新之介(豊田合成)
20 渡部 仁(トヨタ車体)
41 徳田 廉之介(SPR Tarńow/ポーランド・筑波大学在学中)
▽PV
13 笠原 謙哉(トヨタ車体)
27 玉川 裕康(大崎電気)
40 高野 颯太(筑波大学)
43 吉田 守一(SPR Tarńow/ポーランド・筑波大学在学中)
▽LW
10 杉岡 尚樹(トヨタ車体)
21 土井 レミイ杏利(大崎電気)※キャプテン
▽RW
25 元木 博紀(大崎電気)
36 出村直嗣(豊田合成)
▽スタッフ
デレゲーションリーダー 田口 隆
ヘッドコーチ DAGUR SIGURDSSON
コーチ 舎利弗 学
GKコーチ ANTONI PARECKI
GKコーチ 北林 健治
ドクター 沖本 信和
トレーナー 飯田 純一郎
トレーナー 事柴 壮武
アナリスト 吉村 晃
チーム広報 田口 有史
【監督コメント】「勇敢に、無慈悲に戦う」
ダグル・シグルドソン男子日本代表監督 【JHA / Yukihito TAGUCHI】
「新年あけましておめでとうございます。
2020年は誰にとっても非常に困難な1年となりました。もちろんその全容の中ではスポーツはほんの一部のことに過ぎませんが、オリンピック延期とパンデミックにより、我々のプランも大きく変わりました。これまでのようなトレーニングマッチや、ゲストプレーヤーとの練習もできません。そのため、国際的なハンドボールにおける選手たちの立ち位置も分かりにくくなっています。
そのような状況ではありますが、新年にあたり、チーム一同、2021年は世界選手権とオリンピック、また願わくばワクチンによるポジティブな新しい世界で素晴らしい1年になることを願っています。
フィジカルの強い海外選手に対応するディフェンスを求める:
私は、日本ハンドボールリーグ(JHL)の選手、大学の選手を含め全員が代表チームだと思っています。
その中から、最初に35人、次に28人、22人、16人と、最後に試合をスタートする7人の選手、とノミネートをしていきます。このノミネートは、誰かを認めないというプロセスではなく、チームにとっての私が考えるベストな解決策は何かということを示すプロセスです。
多くの方が、活躍している選手(JHLで得点が多い選手など)を注目していますが、私は、特に海外のフィジカルの強い選手に対して良いディフェンスができるような、良いコンビネーションを求めています。
ゴールキーパー(GK)については、アンテック(アントニ・パレツキGKコーチ)による代表GKへの熱心な指導もあり、我々は(JHLの試合とは違う面も多い)国際試合の状況に通用するGKを擁していると思っています。
規律を守り、エラーを抑えながらも、勇敢に、無慈悲に戦う:
選手とスタッフのハードワークのおかげで、これまで数年の間に、我々はプレースタイルを進化させ、心身ともに強くもなりました。
ディフェンスは、6-0ディフェンスだけでなく5-1ディフェンスもうまく機能するようになったことで、攻防交代に際してのチーム内でのバランスも良くなりました。ファンの皆さんには、強いディフェンスがGKを最大限助けているところも見てほしいと思います。
攻撃については、より良くコントロールして、良いシュートポジションで終えたいところですが、そのためのクールなコンビネーションがたくさんあります。速攻はまっすぐ、爆発的に。攻撃はうまくコントロールして、賢く、相手に速攻のチャンスを与えないように。多くの規律を守り、試合の中でのエラーは抑えながらも、勇敢に、無慈悲に戦います。
前回よりは良い結果を:
今大会は初めて出場チームが32チームとなります。前回よりは良い結果を残したい。予選グループはクロアチア、カタール、アンゴラと非常に厳しい組み合わせですが、進歩したいと思います。
今は世界選手権への準備だけに集中します。その後、また強化を続けていきますが、新型コロナウイルス感染症の終わりを告げるオリンピックとなるよう願いましょう。
また日本で試合ができることを待ち望んでいます。いつも大きな応援をありがとうございます。チーム一同、今後もハードワークを続け、最大限のベストを尽くしてまいります。」
◇Dagur Sigurdsson(ダグル・シグルドソン)
1973年アイスランド生まれ。
ドイツブンデスリーガ最優秀監督賞(2011年)、IHF 世界最優秀監督賞(2015年・ドイツ代表監督)の受賞歴がある世界屈指の名将。
選手としては母国アイスランドでは代表キャプテンを務め、2000年〜2003年は日本の湧永製薬LEOLICでプレー。2003年の全日本総合選手権ではチームを13年ぶりの優勝へ導いた。
2017年2月に男子日本代表監督就任。2020年1月の男子アジア選手権では3位の結果を残し、世界選手権(今大会)への切符を得た。
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JHA公式サイト特設ページでも、メンバーリストや日程について詳しくお伝えしております。
また、公式SNSで試合結果や選手の様子をお届けしてまいります。ぜひご覧ください。
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