ユヴェントス|3得点でディナモに完勝

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【©JuventusFC】

2日にアリアンツ・スタジアム行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節で、ユヴェントスはディナモ・キエフを3-0で下して勝ち点を12に伸ばした。前半にキエーザが先制点を決ると、後半にクリスティアーノ・ロナウドとモラタが追加点を挙げてウクライナの難敵を寄せ付けなかった。

キエーザが先制点
 既に決勝トーナメント進出を決めているユーヴェは、ベネヴェント戦を欠場したロナウドが先発復帰しモラタと2トップを形成。また怪我から復帰したデミラルとボヌッチがデ・リフトとともにディフェンスラインに入った。

 序盤から優位に立つユーヴェはまず8分にキエーザが遠めの位置から思い切りの良いシュート。その10分後にはマッケニーがコーナーキックにヘディングで合わせたが、相手GKにセーブされた。

 スコアが動いたのは21分だった。左サイド寄りでディフェンスラインの裏に走り込んだモラタがボールを受け、サポートに入ったアレックス・サンドロへパス。ゴール前への鋭いクロスにキエーザが戻りながらの難しい体勢ながらもうまく頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。キエーザにとってはこれがチャンピオンズリーグ初ゴールとなった。

CR750
 30分にはクリスティアーノ・ロナウドのパワフルなシュートで追加点を狙ったが、惜しくもクロスバーに嫌われた。対するディナモ・キエフも41分にペナルティエリア内のヴェルビッチがクロスを胸で落とし、ツィガンコフがフリーで走り込む。絶体絶命のピンチだったが、シュチェスニーが鋭い飛び出しで距離を詰めてファインセーブ。守護神の好プレーでリードしたまま前半を終えることに成功した。

 シュチェスニーは54分にもディナモ・キエフの危険なシュートを好セーブ。するとその数分後、右サイドからのキエーザのクロスに飛び込んだモラタと相手ゴールキーパーが交錯し、こぼれたボールをロナウドが難なくフィニッシュ。リードを2点に広げた。

モラタが3点目
 さらに66分にもキエーザからペナルティエリア内でボールを受けたモラタが相手ディフェンダーの動きを見極めて冷静にシュートを流し込み、3点目。勝負の行方を決定づけた。終盤のディナモ・キエフのチャンスにもシュチェスニーを中心とした守備陣がしっかりと対応し、完封勝利を達成した。

ユヴェントス:シュチェスニー、デミラル (ドラグシン 68’)、ボヌッチ (ダニーロ 62’)、デ・リフト、アレックス・サンドロ;キエーザ (クルゼフスキ 75’)、ベンタンクール、マッケニー、ラムジー (ベルナルデスキ 62’);モラタ、ロナウド

サブ:ピンソーリョ、アルトゥール、ディバラ、ダニーロ、クアドラード、ラビオ、ベルナルデスキ、ダ・グラカ、ドラグシン、フラボッタ、ポルタノーヴァ、クルゼフスキ

ディナモ・キエフ:ブスチャン;ケンジオラ、ポポフ、ザバルニー、ミコレンコ;シェペレフ、シドルチュク、シャパレンコ;ツィガンコフ、ヴェルビッチ、ロドリゲス

先制点を挙げたキエーザ 【©Juventus】

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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