長谷川滋利が語った、英会話上達の3つのポイントとは?

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 11月18日(水)午前7時より元メジャーリーガーでオリックス・バファローズシニアアドバイザー兼プロゴルファーとしても活動中の長谷川滋利氏の著書『気持ちが伝わる!好かれる英会話』の出版イベントがオンラインで開催された。イベントには日本生まれ日本育ちで、元ロサンゼルス・ドジャース球団職員である佐藤弥生氏も出演し対談形式で行われた。

「好かれる英会話術とは」と題し行われたイベントで、長谷川氏があげた英会話上達のポイントは以下の3点である。

・恥ずかしがらないこと
・努力を隠さないこと
・自分の意見を伝えること

 長谷川氏は渡米後最初から通訳をつけず、体当たりでメジャーに挑んだ経験を話した。ラテン系の選手たちの上手く話せなくても躊躇せずに英語を使用していく姿をみて「これでいいんだ!」と感じたそう。それ以降、丁寧語からあえて砕けた表現を使用したり、英語特有のスラングを発言してみたりと工夫を重ねていったと話す。

 これに対して佐藤氏はどれだけ自分なりのフレーズを持っていけるかの重要性を指摘した。長谷川氏と同様にあえて硬い言い回しをしてみたり、自分のキャラクターにあったジョークを発することで場が和み、それによって自分自身もリラックスし落ち着いて会話できるという話をあげた。

 話題はコロナ下での学習方法や子供の英語教育まで広がりをみせ、テレビを常につけた状態にしたり独り言を呟いてみたりと、とにかく分かる言葉は使用していく大切さを訴えた。また佐藤氏は英語の野球解説のユーモアと丁寧さのバランスの良さをあげていた。

 最後に長谷川氏は、全ては単語力つまりは地道な努力が土台にあることを強く主張した。

 早朝にも関わらず多くの方がオンラインでつながり、1時間のイベントは興奮冷めやらぬ間に幕を閉じた。


文・清水悠太
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