渋野日向子 22歳の胸中を語る

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【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】

 JLPGAツアー2020-21シーズン第13戦『第39回大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が11月19日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山6,545Yards/Par 71)で開幕する。ディフェンディングチャンピオンの渋野日向子が取材に応じ、22歳として迎える初戦への心境を語った。

――ディフェンディングチャンピオンです。
「ディフェンディングという感じはないですけど、私の顔が大会旗に描いてあってクラブハウスに来るまでに何人いるんだろうと思いました。全英女子オープンでは、でかいものに1人だったんですけど、数はこっちの方が多いです」

――プレッシャーはない?
「ないですね。それよりは全英の方が感じたかな。今週は、ゴルフの調子が不安がある状態なので、そこまで気負わなくてもいいかなという感じです」

――誕生日を迎えて初めての大会です。
「自分の中で去年より内容をすごく気にするようになりました。しっかりと頭を使うというのを残り2試合でしっかりとできればいいと思います。結果だけにとらわれず、自分のやるべきことをしっかりとやることに対して、追及できればいいと思います」

――攻める気持ちは?
「攻める気持ちは忘れてはダメだと思うので、そこは貫き通したいです。そのなかでも頭を使ってやっていくというのも必要ですね」

――コースの印象は?
「グリーンの速さが若干去年よりはあると思います。後は、5番ホールがパー5からパー4に変わった。そこで、いかにパーを獲るかということが大事」

――いいイメージはありますか?
「去年ここでバーディーを獲ったのを思い出すことはありますけど、特にいいイメージはないですね。(グリーンを)外す想定の練習をかなりしていています。もちろん試合では外さないようにしたいですが、人間はミスをする。そういう練習をしているので、いいイメージはないですね」

――今週は1日どれぐらいスコアを伸ばすか。
「去年までのビッグスコアを出せる自信はありません。ですので、2-3アンダーを目指してパー5でしっかりと獲れるように頑張りたいと思います。(先週の点数は?) 30-40点。最後のボギーで50点ぐらい減りました。(今大会は?) 最高得点を出したいので、50点は超えたいです」

――先週初めて予選通過しました。
「まだ試合が始まってないので、分からないですけど、前週、最終日のゴルフは最後にボギー上がりで悔しい気持ちで終わってしまいました。でも、なかなかいいゴルフを久しぶりにできたんじゃないかと思うぐらい自分でも納得できるゴルフができました。ショートパットでしっかりとストロークができて、壁ドンで打てることができたのは、すごく嬉しいことでした。今週もしっかりとできるようにしたいです」

――最近細くなった?
「確かに最近体重を測ったら少し軽くなりました。でも、今までよりお昼ごはんを食べていないからです。ゴルフに対して考えすぎてご飯が喉を通らないという時もありました。そういうことは人間だったらあると思いますし、メンタルがやられているという訳でもない。最近は、しっかり食べてトレーニングをしていますし、これからもしっかりと食べておやつも食べてがんばりたい」

――ブリの照り焼きは美味しかった?
「美味しかったです。お父さんの分の皮までもらいました」

――家は落ち着く?
「落ち着きますね。家に帰ると気が抜けてしまいます。月曜日はトレーニングをしたんですけど、すごく眠かったです」
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