【新日本プロレス】『レスラーめし/出張版』真壁刀義編 ハンバーガー真壁に転向!?

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

新日本のレスラーたちの子供のころから若手時代、そして現在に至るまでの知られざる“めしの光景”を紹介していく「レスラーめし」新日本スマホ出張版。

今回は今まで出てなかったのが不思議なくらいな、新日本で食べ物の話といえばこの人!“スイーツ真壁”こと真壁刀義選手です。

聞き手/大坪ケムタ
撮影/山本正二
協力/『メシ通』編集部

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※以下、インタビューの「序盤部分」をWEBで無料公開!

「なんでこんなに美味いんだ!? なんで知らなかったんだよオレ!」って思っちゃったよね

2012年から顔に似合わぬスイーツ好きとして大ブレイク。アメブロにはあいかわらず日常の食生活がアップされてるものの、この一年でちょっと変化があるのだとか?

「コロナになる前かなあ? ちょっと自分を見直す時期があってさ。『なんか楽しいことねえかな?』と考えて、普通ならスイーツ食べてOKなんだけど、今日はそういう口じゃねえんだよな……って時に出会ったのがハンバーガーなんだよ!」

ということで最近、真壁選手がすっかりハマっているのがハンバーガー! しかもチェーン店のものではなく、専門店のゴツめで強めな肉食った感ハンパないバーガーたち。

「最初は紹介してる本読んで『ハンバーガーに1500円とか2000円とかバカじゃねえか!』と思ってたんだけどさ、たまたま食べた店がめっちゃくちゃ美味かったんだよ! 肉の焦げ臭い感じ、噛んだ時の肉汁の多さにレタスのシャキシャキ感と濃厚なマヨネーズ……『なんでこんなに美味いんだ!? なんで知らなかったんだよオレ!』て思っちゃったよね」

――それからハマっちゃったんですね。

「それからもう地元・神奈川中心にいろんな店通ってさ、『ほ〜お、お主はどの程度のもんか、拝見いたそう』って感じで行ったらまた美味い! そんな事してたら『有吉反省会』に呼ばれて『スイーツ飽きただろ!』って有吉さんに反省させられたけど(笑)」

このハンバーガーは、高いカネ出す価値はあるね。このハンバーグでご飯3杯いけちゃうよ!(笑)

【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

いろいろハンバーガー屋を巡って見た中で、都内のお店ではいちばんのお気に入りになったのが表参道・『THE BURGER STAND FELLOWS』のベーコンチーズバーガー。何がすごいって、真壁選手が手にしてまったく負けてないサイズと存在感! 

「もう持った瞬間“ズシン”とくる重さね! それで食うと“ガツン”と来る肉! 噛みごたえがあるように肉の食感を残してる感じがニクニクしいよね〜。それにスモーキーな香りのベーコンがすごいわ。それにチーズが肉と絡まることで濃厚さがより強く効いてくるんだよね」

――ビジュアルだけで絶品さが伝わってきます!

「焼き具合も素晴らしいね! パンの部分も焦げててさあ。それに野菜のレタス・オニオン・トマト、あとピクルスの酸味ね。野菜のシャリシャリ食感とか骨伝導でしっかり響いてくる感じなんだよ。ほんとにバランスがいいね! 肉のゴツさを野菜で滑らかにして、スパイシーさや酸味でドローに持っていく、この小賢しいほどの腕が最高だよ、これは!」

――肉と野菜がドローになるバランスの良さ!

「これはチェーン店のハンバーガーに比べても高いカネ出す価値はあるね。このハンバーグでご飯3杯いけちゃうよ!(笑) あとこのポテトもンまい! ナイススパイシー!」

【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

――ジャガイモの原型を残してて腹にしっかり溜まりますね。

「オレはポテトにもうるさくてさ、本当に美味いポテトしか認めないところあったんだよ! もっさり感が前に出過ぎてるところが多くてさ。でもこれはすごいね! 食った瞬間スパイシーで、飽きないで食べれる! 合わせる飲み物は烏龍茶やブラックコーヒーやお茶みたいな甘さが無いいものをおすすめするね。なぜなら食うものの味をボヤかせないから!」

■THE BURGER STAND FELLOWS(ザ バーガースタンド フェローズ) 住所:東京都港区北青山3-8-11 お問い合わせ:03-6419-7988 【THE BURGER STAND FELLOWS】

ここしばらくスイーツ片手の姿を多く見てましたが、あらためてハンバーガーとポテトをガッつく様が似合いすぎる真壁選手、今後はスイーツ真壁から「ジャンク真壁」への転向もあるかも!? 

『おはようございます!』って言っても先輩らは無言だよ。そのくせ挨拶しないとブン殴られる。わけわかんねえ!

【新日本プロレスリング株式会社/山本正二】

ハンバーガーでお腹いっぱいになったところで、真壁選手の若手時代のめしの話を聞いていきましょう。これまでも様々なインタビューで、「地獄の時代」と新弟子の頃を語ってきた真壁選手。当時の寮は昭和新日本の雰囲気を色濃く残していました。練習生として加わった頃の寮にいたのは、永田裕志・大谷晋二郎・石澤常光・高岩竜一・吉江豊、そして同期の藤田和之。その中で料理を行う“ちゃんこ番”からのスタートです。

「オレが入門した時の寮は、ホント殺伐としてたよ! 選手同士がもう普段からライバルで、会話なんてほとんどない。でもオレらは下っ端だから、先輩には挨拶もしなきゃいけないじゃん? でも『おはようございます!』って言っても先輩らは無言だよ。そのくせ挨拶しないとブン殴られる。わけわかんねえ!」
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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