京都改修前最後のメインレース・カシオペアSを分析する
【2018/10/28 京都11Rカシオペアステークス 1着 10番 エアウィンザー】
人気、単勝オッズ別成績
■表1 【人気、単勝オッズ別成績】
年齢別成績
■表2 【年齢別成績】
前走クラス・レース別成績(平地競走のみ、レースは該当馬5頭以上)
■表3 【前走クラス・レース別成績(平地競走のみ、レースは該当馬5頭以上)】
また、該当馬がいればぜひ注目したいのが3勝クラス(1600万条件)組。出走した4頭中3頭が馬券に絡み、複勝率は75.0%。優勝した2頭(2011年ダイワファルコン、18年エアウィンザー)は前走1〜2番人気で1着、そしてこのレースでは1番人気の支持を受けていた。その他ではG2組が3勝を挙げ、連対率23.5%と悪くない成績を残す一方、G1組は【0.1.0.10】に終わっている。
前走オープン特別(平地・芝)出走馬の前走着順別成績
■表4 【前走オープン特別(平地・芝)出走馬の前走着順別成績】
前走オープン特別5着以下からの本競走3着以内好走馬
■表5 【前走オープン特別5着以下からの本競走3着以内好走馬】
前走3〜4着馬は計【0.0.0.12】で、残る好走馬6頭は前走5着以下(表5)。その6頭はすべてポートアイランドS(芝1600m)に出走し、ダノンメジャーを除く5頭は同レース7番人気以下で8着以下と、なかなか狙いづらい印象だ。ただ、好走した6頭にはすべて、カシオペアSと同じ芝1800m戦でオープン・重賞3着以内(5頭は連対)の実績があった。ポートアイランドSの芝1600mが不向きだった馬ばかりではないが、芝1800mのオープン・重賞好走実績を持つ馬の巻き返しには注意したい。
前走G1、G2からの本競走3着以内好走馬
■表6 【前走G1、G2からの本競走3着以内好走馬】
以上、カシオペアSの傾向を分析してみた。優勝馬10頭すべて単勝5番人気以内・8倍未満と、1着軸は上位人気馬から選びたいレースだ。年齢別では3、4歳馬が好成績。前走クラス別では、該当馬がいればまず3勝クラスに出走していた馬。オープン特別組なら前走連対馬、G3組は前走9番人気以内馬の好走確率が高く、G1〜G2組はG2以上での好走実績に注目したい。
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