千葉ロッテは岩下大輝の復帰登板で連敗ストップなるか【10/25パ・リーグ見どころ】

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岩下大輝の復帰登板で連敗ストップを目指す千葉ロッテ。打線は奮起なるか

 10月25日の13時から京セラドーム大阪でオリックスと千葉ロッテの第23回戦が行われる。前日の試合ではオリックスが3対0で勝利した。一方の千葉ロッテは、打線が相手投手陣を攻略できず6連敗を喫している。

【今季対戦成績】
オリックス→5勝16敗1分
千葉ロッテ→16勝5敗1分

【オリックス】張奕投手 8試合2勝2敗 39.1回 37奪三振、防御率3.20
【千葉ロッテ】岩下大輝投手 14試合5勝7敗 78.2回 66奪三振、防御率4.46

 オリックスの先発は張奕投手。前回登板した17日の埼玉西武戦では、6回8奪三振無失点の好投で今季2勝目をマークした。一方、被打率では対右が.163に対し対左は.255と1割近い差が出ている。高い奪三振能力を誇る右腕は、安田尚憲選手ら左の強打者を抑え、25日も快投を見せてくれるだろうか。打線では伏見寅威選手に注目。8月6日の対戦で岩下投手から適時打を放っている。若月健矢選手、頓宮裕真選手との正捕手争いをリードするためにも打撃で結果が欲しいところだ。

 千葉ロッテは岩下大輝投手が10月1日以来の一軍登板へ。ファームでは20日の横浜DeNA戦に先発し、2回途中まで40球を投げ1失点という内容だった。オリックス戦は今季2試合を投げ防御率1.54と好相性なだけに、復帰のマウンドでの白星に期待したい。前日わずか4安打で完封負けを喫した打線は、9月13日の対戦で張投手から2本の適時打を放っている安田尚憲選手を中心に奮起したい。

マジック「3」の鷹は大竹耕太郎が先発。獅子は松本航で逆転CSへ

福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 10月25日の13時からPayPayドームで福岡ソフトバンクと埼玉西武の第20回戦が行われる。24日の試合では埼玉西武が劇的な逆転勝利を収めた。マジックを「3」とし、リーグ優勝目前の福岡ソフトバンクと、2位とのゲーム差を「2」とし勢いに乗る埼玉西武。対戦成績5分の両軍、どちらに軍配が上がるか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→9勝9敗1分
埼玉西武→9勝9敗1分

【福岡ソフトバンク】大竹耕太郎投手 2試合1勝0敗 10.2回 6奪三振、防御率2.53
【埼玉西武】松本航投手 17試合5勝5敗 93回 59奪三振、防御率4.16

 ペナントレース制覇へたたみかけたい福岡ソフトバンクは、大竹耕太郎投手をマウンドへ送る。今季一軍登板した2試合では、それぞれ試合を作る投球を披露している。およそ2カ月ぶりとなる一軍のマウンドで、優勝に貢献する投球を見せたい。打線は昨日の試合で今季1号を放った牧原大成選手と、8試合連続盗塁を決めた周東佑京選手に期待。連勝こそ止まったが、総力戦で勝利をつかみに行く。

 埼玉西武先発は松本航投手。前回登板した18日のオリックス戦では、6回4安打1失点の内容で5勝目を挙げた。また、福岡ソフトバンクとの前回対戦では、7回7安打無失点の快投を見せこちらも白星を手にしている。勢いそのままに、CS進出を狙うチームを自らの投球で勝利へ導きたい。打線は中村剛也選手に注目。24日の試合では、終盤に逆転勝利を呼び込む満塁弾を放ち、ベテランの底力を見せた。ここ一番で頼りになるこの男の豪快な一発でカード勝ち越しといきたい。前試合の勝利でチームは2位・千葉ロッテと「2」差。まだまだ諦めない昨季王者は、意地を見せることができるか。

対戦成績勝ち越しをかけた最終戦。楽天は前日初安打初打点の田中貴也に注目

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中貴也選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 10月25日の13時から楽天生命パーク宮城で楽天と北海道日本ハムの今季最終戦が行われる。前日の試合で北海道日本ハムが5対4で逆転勝利を収め、このカードの対戦成績を五分に戻した。勝利したチームが今季のカード勝ち越しとなる一戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→10勝10敗3分
北海道日本ハム→10勝10敗3分

【楽天イーグルス】瀧中瞭太投手 5試合1勝1敗 26.1回 17奪三振、防御率3.76
【北海道日本ハム】有原航平投手 18試合7勝8敗 121.2回 101奪三振、防御率3.40

 楽天の先発は瀧中瞭太投手。前回登板時は球数がかさみ、4回84球で降板。後続のリリーフ陣がつかまり、チームは3連敗を喫した。また左打者には被打率.211ながらも右打者には.282と課題がうかがえる。25日は右打者を抑え、長いイニングを投げてチームに貢献したい。打線では田中貴也選手に注目。前日の試合ではプロ初のスタメン出場を果たすと、4回裏にプロ初安打・初タイムリーを放ち、直後の逆転弾につなげた。25日もリードとバットで勝利をもたらすことができるだろうか。

 北海道日本ハムは有原航平投手が先発。直近3試合ではいずれも7回以上を投げ、自責点2以下とエースの貫録を示している。楽天戦は9月13日以来となるが、そのマウンドでは3回途中9失点の大乱調で黒星を喫した。リベンジに燃える有原投手がどのような投球を見せるのか注目だ。打線では渡邉諒選手に注目。前日の試合で一時勝ち越しとなる適時打を放った渡邉選手は、今季の楽天戦で打率.342を記録しているだけに、最終戦でもそのバットに期待が高まる。

イースタン首位打者の加藤翔平に要注目

千葉ロッテマリーンズ・加藤翔平選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 イースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対巨人第14回戦はロッテ浦和球場で12時30分から行われる。24日の試合は10対3で巨人が快勝した。前試合で5安打に終わった千葉ロッテでは、加藤翔平選手に期待したい。打率.351の好成績を残しているイ・リーグの首位打者は、打線の火付け役となれるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→4勝8敗1分
巨人→8勝4敗1分

育成2年目の中熊大智のアピールに期待

 イースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対東京ヤクルトの第16回戦は、CAR3219フィールドで12時30分から行われる。24日の試合は3対0で埼玉西武が勝利した。注目は前試合で4打数4安打の中熊大智選手。打率3割台のままシーズンを終え、オフの支配下登録にアピールなるか。

【今季対戦成績】
埼玉西武→6勝8敗1分
東京ヤクルト→8勝6敗1分

打率1割台と苦しむ万波中正は安打を重ねられるか

 イースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対横浜DeNA第12回戦はファイターズ鎌ケ谷スタジアムで12時30分から行われる。24日の試合は5対4で横浜DeNAが勝利した。注目したいのは2点適時二塁打を放った万波中正選手。2年目の今季は打率.198と苦しんでいるが、残り試合でどこまで数字を良化させられるだろうか。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→5勝6敗
横浜DeNA→6勝5敗
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