10月11日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと楽天イーグルスのイースタン・リーグ公式戦、第10回戦は2対2で引き分けに終わった。

　北海道日本ハムの先発・望月大希投手は初回、楽天の4番・下水流昂選手の適時打で1点を先制される。さらに5回表にも1番・渡邊佳明選手の適時打で追加点を許し、5回2失点でマウンドを降りた。

　打線は楽天の先発・池田隆英投手の前に4回まで1安打に抑えこまれていたものの、5回裏に、代わった藤平尚真投手から先頭の5番・石井一成選手が四球で出塁。7番・片岡奨人選手の適時二塁打で1点を返すと、1死3塁とし続く8番・田宮裕涼選手の犠飛で同点とする。

　6回以降は継投に入り、宮台康平投手、吉川光夫投手、生田目翼投手、鈴木健矢投手と走者を許しながらも得点は許さず。救援陣が1イニングずつを無失点でつないだが、楽天の救援陣も好投を見せ両軍無得点のまま試合は延長10回へ。

　10回表は長谷川凌汰投手が3者連続三振を奪う圧巻の投球を披露。しかし10回裏は走者を出すも、得点ならず2対2で引き分けに終わった。北海道日本ハムは先発の望月投手が5回2失点、救援陣も無失点の好投も、打線が3安打と好機をつくりきれなかった。一方の楽天も投手陣が2失点に抑えたが、打線が10安打も2得点と決定打を欠いた。

　 １２３４５６７８９10 計
楽 １０００１０００００ ２
日 ００００２０００００ ２

楽 池田隆英-藤平尚真-鈴木翔天-安樂智大-森原康平-釜田佳直-近藤弘樹
日 望月大希-宮台康平-吉川光夫-生田目翼-鈴木健矢-長谷川凌汰

文・丹羽海凪