代表ウィークに注目すべき5人のキーマン

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ラ・リーガ・サンタンデールの中断期間には、いくつもの興味深いインターナショナルマッチが行われる。その中でも各国代表のキーマンとなるラ・リーガ所属の5選手を紹介していく。

アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ/フランス)

ウクライナ、ポルトガル、クロアチアと対戦する10月の代表ウィークは、グリーズマンにとって特別な思い出となるかもしれない。9月の代表戦でジネディーヌ・ジダンの代表通算31ゴールに並んだ彼は、今回の3試合で子供の頃から憧れてきたアイドルを上回る可能性があるからだ。フランス代表の通算得点ランキングで歴代5位につける彼が特筆すべき活躍を見せれば、今月中に同4位ダビド・トレゼゲの通算34ゴールに到達することもあり得るだろう。

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マルティン・ウーデゴー(レアル・マドリー/ノルウェー)

ノルウェー代表におけるウーデゴーのプレーは常に注目すべきものながら、今回のそれは特別な意味を持つ。来年に延期されたEURO2020の出場権をかけ、10月8日にオスロでセルビアとのプレーオフ準決勝に臨むからだ。エイバルのマルコ・ディミトロビッチ、セビージャのネマニャ・グデリ、ヘタフェのネマニャ・マクシモビッチ、そしてレアル・マドリーの同僚ルカ・ジョビッチらを擁するセルビアに対し、ウーデゴーはエルリン・ハーランドと共にノルウェーの攻撃を牽引する役割を担う。11月12日のプレーオフ決勝に進むことができれば、スコットランド対イスラエルの勝者と本大会への切符を争うことになる。

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アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン)

ウクライナ、スイスとのネーションズリーグに加え、ポルトガルと親善試合を行うスペインにおいて、ファティは最も注目されている選手だ。9月のウクライナ戦でスペイン史上最年少ゴールを記録した17歳の神童は、今季のラ・リーガ・サンタンデールでも既に3試合で3ゴールを挙げている。

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マキシ・ゴメス(バレンシア/ウルグアイ)

ワールドカップの南米予選で退屈な試合など存在しない。世界で最も競争の厳しい国際大会と言っても過言ではないだろう。今週にはじまるワールドカップ2022南米予選で、ウルグアイはホームでチリ、アウェーでエクアドルと対戦する。今回はエディンソン・カバーニ、クリスティアン・ストゥアーニらが不在なだけに、バレンシアで早くも3ゴールを挙げているマキシは重要な役割を果たす可能性がある。

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ムニール・エルハダディ(セビージャ/モロッコ)

10月9日にセネガル、13日にコンゴと親善試合を行うモロッコ代表に、セビージャのムニールが招集された。スペインとモロッコの国籍を持つ彼は過去にスペイン代表のAマッチに出場しているが、9月に改正されたFIFAの新ルールによりモロッコ代表を選ぶことが可能になった。新ルールでは複数の国籍を持つ選手に限り、1つの代表チームでの出場が21歳までかつ3試合以内ならば、後に他国の代表チームを選ぶことが許される。ムニールは2014年のマケドニア戦に19歳で出場して以降、スペイン代表ではプレーしていないため、新ルールの条件を満たすケースとなった。

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