約束の勝負服 小川陽子が首位をキープ

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【<Photo:Ken Ishii/Getty Images>】

 2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第4戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)大会第2日が10月1日、岡山県玉野市・東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,362ヤード、パー72)で行われた。首位スタートの小川陽子が、通算9アンダーで単独首位をキープ。1打差の2位は通算8アンダー、ルーキーの石川怜奈がつけている。
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 小川陽子は、第2日も好調をキープ。持ち前のショットが冴えた。序盤からバーディーが先行。一時は通算10アンダーまでスコアを伸ばす。「きょうもいい感じーと思っていた」という。

 ところが、好事魔多し。後半のスタート、10番で「2メートルもないバーディーチャンスを外した。それから、違和感が出て…。弱気になって、バーディーをとることより、無難にパーセーブ。パッティングがそんなタッチになった。スコアを2つ伸ばしても、納得のいくプレーはできなかった」と反省した。

 とはいうものの、「爆発的なスコアを出した翌日、どんなプレーができるかと不安だったけど、最低限のプレーはできたと思います」。今回は、開幕前から「最終日、最終組でプレーする」と宣言した。有言実行の相手は、ウェア提供の社長さんだ。「今年の7月、ジュニットクルールという北海道の会社を知人が紹介してくださった。ひと目惚れで、色合いがすごくきれい。柄モノが多いのもいいですね。いろいろな方に着てほしい」とアピールした。

 ちなみに、提供先からは、「ウェアは人の心を変える」とも。ということで、最終日の勝負服はメーカー自慢の「躍動感があるウェア。あすは今までにない、自分となる」と言葉が弾んだ。10月1日は衣替えの日。気分一新で、初優勝へ挑む。
(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)
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