<国内男子ゴルフ>行列とサウナ―! 復活を期す2人の35歳が好位置

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【”行列の息子”と”サウナ―”が好発進!©JGTO】

■国内男子ゴルフ/ 2020AbemaTVツアー開幕戦「PGM Challenge II」(9月16日ー8日、千葉県・PGM総成ゴルフクラブ)」16日・大会初日

レギュラー昇格を目指す若手がひしめくフィールドで、復活を期す35歳の2人が上々の開幕を切った。
北村晃一と小池一平は、6アンダーの好スコアを記録しながら、まったく同じコメントを並べた。

「スコアは良かったですが、内容には満足していない」。

北村は、いきなり1番から3連続を奪うなど、計7バーディ(1ボギー)のスタートダッシュ。16番では7メートルの長いチャンスを沈めるなど「パットの調子はいいですけど、ショットはよい時が100とすると40点くらい」。
内容には不服ながら、上手にスコアをまとめてきた。

お父さんは”行列のできる弁護士”で有名な、北村晴男さん。
息子も17年の初シード入りでアピールしたが、18年の賞金ランキングは73位にとどまり、1年で手放してしまった。

それでも小田孔明が率いる九州の”チーム孔明”の一員として、コロナ禍でも感染防止を徹底した合宿や、地元の地区オープンなど、チーム揃って積極的に参戦。
試合勘を切らさずに過ごしてきた。
本調子ではなくとも”主戦場”での開幕戦で、初日からきっちりと好位置につけてきた。
まずは、復活への第一歩。
「今週は1日5アンダーで、15アンダーでの優勝かなと思っている。明日も4アンダーくらい目指して頑張ります」。

そして小池は、「今日はラッキーの連続だけで、まったく手応えのないゴルフでした」と言ったとおりに、13番パー4のイーグルは、52度を握った110ヤードの2打目がカップイン。
「ほかにも、長いパットが入ったり、そんなのばっかりでした」と、こちらもまた内容には不服の「64」。
「明日は、少しでも気持ち的に納得のできるラウンドをしたい」。
小池も15年に、初シードを果たしたものの、17年にレギュラーツアーを陥落。今季は、コロナ禍での復活を目指す。
異名は”山梨が生んだサウナ―”。
「今日も行きますよ」。
スーパー銭湯で初日の不満もさっぱりと、残り2日に挑む。

PGM Challenge II 大会概要
<日程>予選・9月16日(水)17日(木)、決勝・18日(金)
<出場人数>144人
<予選カット>第2ラウンド終了時点の60位タイまで
<会場>PGM総成ゴルフクラブ(千葉県)     
<賞金総額>1,500万円(優勝270万円) 
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