埼玉西武・内海哲也が移籍後初登板【8/22パ・リーグ6試合見どころ】

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 8月22日、「パーソル パ・リーグTV」ではパ・リーグの一軍公式戦3試合、ファーム公式戦3試合をライブ配信予定。ここでは6試合の見どころをご紹介する。

※状況により、試合が中止になることもあります。

埼玉西武は内海哲也が移籍後初登板へ。オリックスは張奕で約1カ月ぶりの連勝なるか

 8月22日の14時から京セラドーム大阪でオリックスと埼玉西武の第11回戦が行われる。21日の試合では、オリックスが3対1で中嶋聡監督代行初陣を勝利で飾った。

【今季対戦成績】
オリックス→4勝5敗1分
埼玉西武→5勝4敗1分

【オリックス】張奕投手 1試合0勝1敗 5回 2奪三振、防御率5.40
【埼玉西武】内海哲也投手 (二軍成績)6試合3勝2敗 30回 18奪三振、防御率5.58

 オリックスの先発は張奕投手。8月13日の前回登板では、5回を投げ6安打3失点。試合を作れずマウンドを降りた。新監督となったチームに勢いをつけ、今季1勝目を手にしたい。打線は福田周平選手に注目する。今カード4試合連続安打。21日の試合では、ジョーンズ選手の決勝打を演出する安打を放った。22日の試合でも、勝利へ導く活躍に期待したい。

 対する埼玉西武は内海哲也投手が移籍後初登板。昨年10月に手術をすると、4月に実戦復帰。ファームで6試合に投げ、イニングを積み重ねた。背番号「27」のユニフォームを背負い、一軍のマウンドで粘り強く投げる姿を見せ、2018年8月21日以来の白星を手にしたい。援護したい打線は、山川穂高選手に注目。21日の試合では、チーム唯一の得点となる16号ソロを放った。6試合連続安打中と当たっている主砲の打棒に期待したい。

2位浮上の楽天は塩見貴洋が4勝目を狙う。北海道日本ハムは中田翔の20号到達に期待

東北楽天ゴールデンイーグルス・塩見貴洋投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 8月22日の14時から札幌ドームで北海道日本ハムと楽天イーグルスの第11回戦が行われる。21日の試合では楽天イーグルスが4対1で勝利、2位に浮上している。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→3勝6敗1分
楽天イーグルス→6勝3敗1分

【北海道日本ハム】有原航平投手 9試合2勝5敗 59.1回 55奪三振、防御率4.25
【楽天イーグルス】塩見貴洋投手 8試合3勝3敗 47.2回 33奪三振、防御率3.78

 連敗を止めたい北海道日本ハムは、有原航平投手が先発マウンドへ。前回登板した15日の千葉ロッテ戦では、7回4安打9奪三振無失点の快投で今季2勝目を挙げている。前夜7投手をつぎ込んだチーム事情を鑑み、有原投手にはチームの勝利はもちろん、長いイニングを投げる役割が求められるだろう。そんな有原投手を早めに援護したい打線では、中田翔選手のバットに注目。21日の試合では無安打に終わったものの、ここまでともに12球団トップの19本塁打・61打点とチームを引っ張っている。この試合では、両リーグ通じて最速となる20号到達にも期待したいところだ。

 一方楽天の先発は塩見貴洋投手だ。前回登板した15日の埼玉西武戦では、6回3失点投球を見せるなど、ここ4試合連続でQSをマーク。この試合でもしっかりとゲームメイクし、先発投手としての役割を果たしていきたいところだ。打線では田中和基選手が状態を上げてきている様子だ。今カード初戦からスタメンで起用されると、4試合で16打数9安打1本塁打、打率.562という数字。21日の試合では今季初の猛打賞を記録している。2年前の新人王は、定位置復帰に向けてアピールを続けられるか。

単独首位の千葉ロッテは二木康太で5連勝へ。鷹は復帰のデスパイネに要注目

千葉ロッテマリーンズ・二木康太投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 8月22日の17時からZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第8回戦が行われる。20日の試合では千葉ロッテが快勝し、単独首位に浮上した。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→5勝1敗1分
福岡ソフトバンク→1勝5敗1分

【千葉ロッテ】二木康太投手 4試合1勝2敗 21回 21奪三振、防御率6.86
【福岡ソフトバンク】二保旭投手 8試合3勝4敗 38.1回 15奪三振、防御率5.17

 首位固めを狙う千葉ロッテの先発は、二木康太投手。前回登板した15日の北海道日本ハム戦では、7回4失点で負け投手となっているが、被安打6、8奪三振と調子はまずまず。首位に躍り出たチームの勢いそのままに、本来の投球を披露できるか。打線では中村奨吾選手が絶好調だ。21日の試合では4安打を放つなど、ここまで4試合連続でマルチ安打中。この試合でも安打を量産し、攻撃の起点になりたい。

 一方、福岡ソフトバンクの先発は二保旭投手だ。前回登板した15日のオリックス戦では、2回5失点(自責点3)と試合を作れず、今季4敗目を喫した。この試合では、二保投手らしい打たせて取る投球で流れを引き寄せたい。打線では、デスパイネ選手に注目。21日の試合では、一軍登録即スタメン起用も、3打数ノーヒットと快音は聞かれなかった。3位に転落したチームを救うべく、帰ってきた主砲の一打に期待したい。

野手転向2年目の川越誠司は一軍再昇格なるか

埼玉西武ライオンズ・川越誠司選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

CAR3219フィールドではイースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対巨人の第7回戦が行われる。21日の試合は、3対0で埼玉西武が勝利を収めた。打線では1号ソロを放った川越誠司選手に注目。野手転向2年目の今季は、一軍で25試合に出場し、プロ初安打・初本塁打を記録している。再び二軍で猛アピールを見せ、一軍昇格を勝ち取りたい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→4勝1敗1分
巨人→1勝4敗1分

北海道日本ハムはドラフト3位ルーキー・上野響平が奮闘中

 ファイターズ鎌ケ谷スタジアムではイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対東京ヤクルト第7回戦が行われる。サヨナラ勝利をおさめた21日の試合は、ドラフト3位・上野響平選手が試合終盤の第3打席に犠打、第4打席に安打とチャンスメイクに貢献した。今季イースタン21試合に出場している高卒ルーキーの奮闘を見守りたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→3勝3敗
東京ヤクルト→3勝3敗

2年目の太田椋、1年目の柳町達に要注目!

 オセアンバファローズスタジアム舞洲でウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対福岡ソフトバンクの第7回戦が行われる。オリックスで注目したいのは太田椋選手。21日の試合では武田翔太投手から二塁打を放った一方、守備では2失策と精彩を欠いた。一軍再昇格へとアピールするため、好守でレベルアップを果たしたい。対する福岡ソフトバンクは柳町達選手に注目。ルーキーながら開幕一軍入りを果たした今季、二軍でも打率3割越えと好調を維持している。勝負の夏に向けて牙を研ぐ若武者の打棒に期待したい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝3敗
オリックス→3勝3敗

「パ・リーグ インサイト」編集部
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