初スタメンの和田康士朗が猛打賞&3盗塁と躍動! 田村龍弘の決勝打で千葉ロッテが勝利【8/16試合結果】

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 8月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第12回戦は、6対5で千葉ロッテが勝利。終盤までもつれたシーソーゲームを制し、今カード勝ち越しを決めた。

 千葉ロッテは初回、先頭の1番・和田康士朗選手が安打で出塁すると、すかさず2盗を決めてチャンスを演出。続く2番・中村奨吾選手の犠打、3番・マーティン選手の四球などで2死2、3塁に好機を拡大させたところから、5番・井上晴哉選手に適時打が飛び出し2点を先制する。
 
 先発の中村稔弥投手は3回表、1死から2つの四球で1死1、2塁のピンチを作り、4番・中田翔選手に17号逆転3ランを被弾。1点を追いかける立場となった千葉ロッテはその裏、再び先頭の和田選手が安打から2盗を決め、中村奨選手の犠打などで1死1、3塁の場面を作ると、4番・安田尚憲選手の犠飛が生まれすぐさま同点に追いついた。

 中村稔投手は5回表に差し掛かっても制球に苦しみ、5回途中74球4安打4四死球3失点の内容で降板。後を受けた2番手・東條大樹投手が後続を抑えてその裏、和田選手が3本目となる安打で出塁。さらに3つ目の2盗を決めるなど1死3塁の形を作ると、マーティン選手の内野ゴロで和田選手が生還し勝ち越しに成功。さらに井上選手の適時打で追加点を挙げ、スコアを5対3とした。

 リードした6回表にはフローレス投手が登板するも、連打を浴びたところから横尾俊建選手に適時打を許し試合は振り出しに。7回表は唐川侑己投手が無失点でつなぎ、8回表をハーマン投手が3者連続三振で抑えると、打線がリリーフ陣の好投に奮起。8回裏から登板した宮西尚生投手から2死2塁と一打勝ち越しの場面をつくると、8番・田村龍弘選手が前進守備をとる外野の頭を超える適時二塁打を放ち、再び勝ち越しに成功。スコアを6対5とした。

 1点リードとした9回表には守護神・益田直也投手がマウンドへ。1番から始まる好打順を3者凡退に抑えて、6対5で試合終了。勝利した千葉ロッテは初めてスタメンに起用された和田選手がプロ初安打を含む3安打3盗塁と攻撃の起点の役割を果たした。また、マーティン選手も3盗塁を記録するなど機動力を使った新打線が機能した。一方の北海道日本ハムは先発のバーヘイゲン投手が5回途中5失点。打線は中田選手の17号3ランなどで粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。

  123456789 計
日 003002000 5
ロ 20102001X 6

日 バーヘイゲン-井口和朋-堀瑞輝-玉井大翔-●宮西尚生
ロ 中村稔弥-東條大樹-フローレス-唐川侑己-○ハーマン-S益田直也

文・和田信
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