テアシュテーゲン、意外と知られていない5つの情報
【(C)LaLiga】
ドイツ西部の町、メンヒェングラートバッハで生まれ育った彼は、わずか4歳の時に祖父の手引きで地元クラブのボルシア・メンヒェングラートバッハに入団した。意外にも当初はFWでプレーしており、GKに転向したのは10歳の時に負傷したGKの代役を務めたことがきっかけだった。その後、他のポジションでプレーすることはなかったそうだが、その判断は大正解だったと言えるだろう。
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郊外に居を構える他の多くのプロ選手とは違い、彼はバルセロナ市内のグラシア地区に住んでいる。そのため彼がスクーターで町中を走る姿、メトロに乗る姿などの目撃証言が多いのだが、本人はバルセロナでのシティーライフをこよなく愛していると複数のインタビューで明かしている。なお語学の習得にも意欲的で、既にスペイン語を流暢に話すだけでなく、カタルーニャ語も勉強しているという。
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ドイツでは珍しい「テアシュテーゲン」の姓は、隣国オランダにルーツがある。実際、彼の故郷メンヒェングラートバッハはオランダとの国境から20キロしか離れておらず、彼の妻ダニはオランダ人である。
にわかには信じられないことだが、世界最高のGKの一人である彼はいまだに代表レベルのビッグトーナメントにおける出場経験がない。ドイツ代表の正GKの座は長らくマヌエル・ノイアーが独占しており、テアシュテーゲンはベンチを温め続けてきた。それでも親善試合やワールドカップ予選、EURO予選、UEFAネーションズリーグ、そしてコンフェデレーションズカップは経験済で、これまで24キャップを記録している。
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GKであるにもかかわらず、テアシュテーゲンは攻撃面でもバルセロナに貢献しており、今季のラ・リーガ・サンタンデールでは2アシストを記録している。
1つは昨年9月のヘタフェ戦で、鋭いロングパスを前線のルイス・スアレスに通した。もう1つは昨年12月のマジョルカ戦で、アントワーヌ・グリーズマンにピンポイントのパスを合わせている。この試合後、グリーズマンは「信じられない。彼はまるで中盤の選手のような足元の技術を持っている」とテアシュテーゲンのタレントに言及していた。
ちなみに今季バルサではネウソン・セメド、セルヒオ・ブスケッツ、フレンキー・デヨンク、アルトゥロ・ビダル、セルジ・ロベルトが同じく2アシストを記録している。
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