今年は阪神開催となる短距離重賞のCBC賞を展望する
【2018/10/8 京都5R 2歳新馬 1着 1番 クリノガウディー】
人気別成績
■表1 【人気別成績】
年齢別成績
■表2 【年齢別成績】
前走斤量との比較
■表3 【前走斤量との比較】
前走クラス別成績(中央の平地戦のみ)
■表4 【前走クラス別成績(中央の平地戦のみ)】
前走高松宮記念出走馬の各種データ
■表5 【前走高松宮記念出走馬の各種データ】
前走高松宮記念以外の重賞出走馬の各種データ
■表6 【前走高松宮記念以外の重賞出走馬の各種データ】
前走オープン特別出走馬の各種データ
■表7 【前走オープン特別出走馬の各種データ】
前走3勝クラス出走馬の各種データ
■表8 【前走3勝クラス出走馬の各種データ】
【結論】
前走高松宮記念出走組は2頭。クリノガウディーは1位入線も4着降着となってG1制覇を逃したものの、この組の基準となる9着以内かつ0秒9以内はもちろんクリア。前走57キロ→今走58キロとハンデが1キロ増となるのもかえって好材料で、改めての重賞初制覇を目指したいところだ。一方、もう1頭のアウィルアウェイは高松宮記念が11着かつ1秒0差と好走ラインをクリアできなかった。
前走高松宮記念以外の重賞組は前走でタイム差0秒5以内が基準となり、芝1400m以上のレースを使っていた馬がよかった。今年はディメンシオンが、前走ヴィクトリアマイルは出走取消ながら、その前走の阪神牝馬Sが0秒3差の3着。斤量はヴィクトリアマイルの55キロから2キロ減の53キロで、データ的には今回増のほうがよかったが、それでもチャンスはあるだろう。
前走オープン特別組はそこで5着以内に入っておきたいところで、これを満たすのは鞍馬S1着のタイセイアベニールのみ。この組は斤量が「今回減」だと好走率がかなり低いため、前走同様のハンデ56キロとなったのはプラスと言える。年齢別で好走率が抜けて高い5歳というのも追い風になるか。
前走3勝クラス組はミッキースピリットのみのエントリーとなった。前走まで3連勝中の同馬は、もちろん前走1着。この組はハンデの減量幅が1〜1.5キロだと2戦2好走で、前走57キロ→今走54キロと3キロ減となる本馬には合致しないが、3キロ減以上でも好走の目は残されている。
文:出川塁(でがわ るい)
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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