岩下大輝、益田直也が乱れて2桁失点。打線も決め手欠き、2日連続の大敗

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 6月10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ対中日の練習試合は、4対10で千葉ロッテが敗れた。投手陣は被安打14、10失点と2日連続の2桁失点を喫し、課題を残す結果となった。

 千葉ロッテ先発は岩下大輝投手。コンスタントに140キロ中盤の直球を投げ込むも、2死からビシエド選手、高橋周平選手に連続適時二塁打を浴び、初回から2点を失う。2回表にも大島洋平選手に右翼席への2ランを被弾するなど、計4失点。序盤はリズムをつくれなかった。

 しかし岩下投手は強気で押す投球を崩さず、3回表は長打を浴びた高橋周平選手から146キロの直球で見逃し三振を奪うなど、3者凡退に切って取る。するとその裏、打線は吉田裕太選手、藤岡裕大選手の連打で1点を返した後、清田育宏選手に適時二塁打が飛び出し一挙3得点。1点差に迫る。

 4回表からは、西野勇士投手がマウンドへ。カーブを有効に使った緩急自在のピッチングで無失点投球を続けるが、6回表に阿部寿樹選手に直球を左翼席へ運ばれる。しかしそれ以外は要所を締める投球を見せ、3回1失点で登板を終えた。

 反撃したい打線は6回裏、先頭の福田秀平選手がこの日2本目の安打を放って出塁すると、4番・レアード選手の適時二塁打で1点を返し、5対4と詰め寄る。しかし続く中村奨吾選手の打球は中堅手の好守に阻まれ、同点とはならなかった。

 終盤、千葉ロッテは小刻みな継投に入る。7回表はハーマン投手、8回表はジャクソン投手が登板し、ともに無失点に抑える。しかし9回表にマウンドへ登った益田直也投手は高めに浮いたボールを痛打され、守備の乱れもあって一挙5失点。打線も好機こそ演出するがあと1本が出ない展開が続き、4対10で敗北となった。

  123456789 計
中 220001005 10
ロ 003001000 4

中 小笠原慎之介-又吉克樹-マルティネス-岡田俊哉
ロ 岩下大輝-西野勇士-ハーマン-ジャクソン-益田直也

文・望月優樹
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