【新日本プロレス】高橋ヒロムが激語り! YOHには「上に来てもらわないと困る」!

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社/高橋ヒロム選手】

『令和時代の新日本プロレスジュニア』は、 新日本ジュニア戦士たちの“本音”に迫るインタビュー集中連載! 

今回もIWGPジュニア王者の高橋ヒロム選手が登場! 前回に続き、YOH、BUSHI、ファンタズモといったジュニア戦士に言及!

さらに「ホントはコレが話したかった!」と語る『SUPER Jr.』妄想トークでは、衝撃のビッグプランを大発表!

自撮り写真提供/高橋ヒロム

※以下、高橋ヒロム選手インタビュー(前編)の序盤をSportsnaviで無料公開!

3Kでの役割を優先して一歩引かれたままじゃ、この先、俺は彼と出会えないじゃないですか。YOHには、上に来てもらわないと困るんです。

【新日本プロレスリング株式会社】

──さて、ヒロム選手。前回のお話の続きですが、ヒロム選手の『闘いたいランキング』の中に入っていない中で気になるのはYOH選手です。YOH選手に関してはどのようにご覧になっているんですか?

ヒロム う〜ん……。……まあ、「何をやりたいのかわかったら教えて!」って感じですかね。

──ヒロム選手からはYOH選手が何をやりたいのか見えてこない、と。

ヒロム 何をやりたいのかっていうか……。実力も実績もあるしいつも堂々としてるとは思いますけど、チャンピオンとしての主張が見えないというか……。

──ひょうひょうとしているというか、あえて感情を表に出さない部分はありますよね。ただ、この前のインタビューを読んで、ROPPONGI 3Kの司令塔という役割上でちょっと一歩引いているというか、俯瞰で見ているタイプなのかなと思ったんです。

ヒロム ほう。

――その記事で、YOH選手はこういうことを考えているんだと思った部分もあるんですけど、ヒロム選手にしてみれば何を考えているのかわからないということですか。

ヒロム ハイ。何を考えているんですか?

──その「何を考えているかわからない」と思われることを逆に楽しんでいるみたいな部分もあるような感じで……。

ヒロム う〜ん。それは意味がわからないですね。もし、本当に彼がそう考えているのであれば、「それを理解してくれる人たちに伝わるだけで満足なの?」っていう感じですけどね。

──すみません。自分の説明が足らないのかもしれないですけど。

ヒロム いや、俺たちはもっと大勢を、何十万人という人を相手にしているのに、「それでいいのかな?」と思っちゃいますけどね。

──本当は熱いものを持っているともおっしゃっているんですけどね。生え抜きとしてのプライドを凄く持っていたりとか……。

ヒロム それがわかるからこそなんですよ。「だったら出せばいいじゃないですか?」って感じですね。こうありたいという自分の理想が強いのかもしれないけど、もっともがいているところをさらけ出してほしい。

【新日本プロレスリング株式会社】

──今年の大阪城ホール大会の前にデスペラード選手が「感情が見えない選手は好きじゃない」と言われていて、YOH選手の感情が剥き出しになる場面もありましたけど、そこも目に付かなかったですか?

ヒロム ……デスペラードには誰しもがムカつくと思うんで。

──デスペラード選手が批判していた「熱い部分が見えない。感情が見えてこない」ということに関しては、ヒロム選手も理解できます?

ヒロム 見えないけど、熱い思いを持っているのはわかっています。3Kでの役割を優先して一歩引かれたままじゃ、この先、俺は彼と出会えないじゃないですか。YOHには、上に来てもらわないと困るんです。ジュニアが高みにのぼる鍵になると思うので。

タイミングさえ合えばいつでも挑戦しに来るんじゃないかなとは感じています。きっとBUSHIさんの中でのタイミングがあるんでしょうね。

【新日本プロレスリング株式会社】

──わかりました。ところで、ここまではヒロム選手と世代の近い選手についてお聞きしてきたんですが、同門のBUSHI選手に関してはどう思われてますか?

ヒロム ああ、BUSHIさんに関しては『闘いたい人ランキング』の“殿堂入り”ですよ。さっきのランキングに手を加えるのであれば、一番上が“殿堂入り”のBUSHIさん、1位(金丸義信)、2位(ロビー・イーグルス)という順番になりますね。俺は本当にBUSHIさんとやりたいです(キッパリ)。

──BUSHI選手はいまNEVER無差別級6人タッグを持っていますけど、現時点では、是が非でもIWGPジュニアヘビー級王座を奪いたいという感じにはなっていないですよね。

ヒロム 状況を冷静に分析できる人ですよね。タッグを組んでいても、俺が熱くなって行きすぎちゃうのを抑えてくれるし、「このままムキになったら思うツボだよ」っていうのを教えてくれるんですよ。だから、タイミングさえ合えばいつでも(IWGPジュニア王座に)挑戦しに来るんじゃないかなとは感じています。きっとBUSHIさんの中でのタイミングがあるんでしょうね。

――なるほど。

ヒロム 「いつでもどこでもいい」っていうわけではないでしょうし、ちゃんとした場所とタイミングでやりたいっていうのは感じますよ。

【新日本プロレスリング株式会社】

──ちなみにBUSHIさんとのタッグでIWGPジュニアタッグのベルトを狙うということも引き続き視界には入ってますか?

ヒロム もちろんですよ! 問題なのは……。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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