FC東京は初勝利をかけてパースグローリーと対戦。神戸と横浜FMは連勝を狙う【ACL】

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AFCチャンピオンズリーグは、18日、19日にグループステージの第2節が開催される。

FC東京はホームにパースグローリー(オーストラリア)を迎える。初戦の蔚山現代(韓国)戦では先制しながらも、終了間際に追いつかれ勝ち切れず。ホームでの一戦では勝点3が求められる。その試合でゴールを奪ったディエゴ オリヴェイラが今節も重要な役割を担いそうだ。

対するパースグローリーは、かつて広島でプレーしたトニー ポポヴィッチ監督が指揮を執る。昨季のAリーグではレギュラーシーズンでは1位となったものの、ファイナルシリーズでシドニーFCに敗れ、優勝には届かなかった。ディエゴ カストロ、ブルーノ フォルナロリら外国籍選手のほか、オーストラリア代表のジェームズ メレディスが主軸を担う。好調を維持するニコラス ダゴスティーノは危険人物と言えそうだ。第1節の上海申花(中国)戦が順延開催となったため、パースグローリーにとってはこれがACLの初戦となる。高いモチベーションを備えて、日本で乗り込んできそうだ。

神戸はアウェイで水原三星(韓国)と対戦する。初戦のジョホール戦では5-1と快勝。グループステージ突破に向けて好スタートを切っている。敵地での一戦だけに、一筋縄ではいかなそうだが、好調を維持する攻撃陣が再び爆発することが期待される。

水原三星も前節の広州恒大(中国)戦が延期となり、これが今大会の初戦となる。昨季のFAカップ王者だが、リーグ戦では8位に終わっている。元韓国代表のヨム ギフン、元鳥栖のキム ミヌ、オーストラリア出身で昨季のKリーグ得点王に輝いたアダム タガートなど、戦力は充実。ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の新戦力、スレイマン クルピッチも高い決定力を持つストライカーだ。高い攻撃力を備えたチームなだけに、激しい打ち合いに発展する可能性もあるだろう。

初戦で全北現代(韓国)を下した横浜FMは、ホームにシドニーFC(オーストラリア)を迎える。アウェイでも攻撃スタイルを貫き勝利を収めたチームは、勢いに乗ったままホームでの初戦に挑む。逞しさを増してきた遠藤 渓太が、今節も大仕事をやってのけるかもしれない。

シドニーFCは昨季のAリーグ王者として、この大会に臨む。今季のAリーグでも首位を独走するチームを指揮するのは元広島のスティーブ コリカ監督。イングランド出身のアダム ル フォンドルがゴールを量産し、他にも元セルビア代表のミロシュ ニンコヴィッチやドイツ出身のアレクサンダー バウムヨハンらが主軸を担う。キャプテンを務めるアレックス ウィルキンソンを軸とした守備も強固だ。オーストラリア最強クラブに対し、Jリーグ王者がいかなる戦いを見せるのか。グループステージの戦いを左右する重要な一戦となるだろう。
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