初めての方必見! 東京2020パラリンピックを観るべき「4つの理由」
【Getty Images Sport】
理由1:想像をはるかに超えて「面白すぎる」競技が多い
写真1/アイマスクを装着してプレーする5人制サッカー。(写真はリオ2016パラリンピック) 【(C)Getty Images Sport】
写真2/激しいタックルが繰り広げられる車いすラグビー。(写真はリオパラリンピック) 【(C)Getty Images Sport】
例えば、視覚に障がいのある選手がプレーする「5人制サッカー(写真1)」。フィールドプレイヤーは全員アイマスクを装着し完全に視覚を遮断して行うのだが、見えないはずなのにまるで見えているかのような神がかったプレーが見ものだ。またラグビーと言えば、激しいタックルも醍醐味の一つだが、「車いすラグビー(写真2)」は、なんと車いす同士のタックルが認められている。そのあまりの激しさにひっくり返ってしまうこともしばしば。車いすのイメージを覆すエキサイティングなゲームは、一度観戦するとハマってしまう人も多いと言う。
他にも、地上のカーリングと呼ばれている「ボッチャ」や、視覚を遮断する特殊なゴーグルを装着して幅9メートルの巨大なゴールめがけてボールを投げあう「ゴールボール」など、パラリンピック独自の競技にも注目だ。見どころ満載の新感覚スポーツが目白押しなので、ぜひ下記のリンクをチェックして欲しい。お気に入りの競技を見つけて、東京2020パラリンピックの観戦を楽しもう!
理由2:「価値観」が圧倒的に広がる
理由3:世界の常識「D&I」が身につく
(写真はロンドン2012パラリンピック閉会式) 【(C)Getty Images Sport】
これからは世界的に「多様性に対する受容性」がキーワードとなってくる時代。子どもへの教育はもちろん、私たち大人も日頃からあらゆる人々とコミュニケーションをとる機会を積極的に増やすことで「世界のスタンダード」が身につき、人間力の向上にもつながるだろう。そのきっかけの一つとして、パラリンピック観戦は大いに役立つはずだ。
理由4:国際目標「SDGs」 に貢献できる
このSDGsの中でも、あらゆる面において「平等」は大きな課題の一つ。すべての人が健康で安全で、質の高い教育が受けられ、働きがいのある仕事ができること。そういった社会、国を作るには、まずは一人一人の意識改革が必要となるだろう。パラリンピックには、そういった意識改革への気づきや、変化を起こす行動力につながるパワーがある。 東京2020パラリンピックは、これまでの社会を大きく変えるビッグチャンスなのだ。
以上が、 東京2020パラリンピックを観るべき「4つの理由」である。スポーツとして楽しむ以上の価値を、ぜひこの機会に身をもって体験して欲しい。
text by Parasapo Lab
photo by Getty Images Sport
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