菊地絵理香 18位Tから急浮上のワケ

チーム・協会

【<Photo:Matt Roberts/Getty images>】

TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)第2日

 8年連続8回目の出場。菊地絵理香が68をマークし、7位タイへ浮上した。「パッティングがイメージ通り。ショットの感触も悪くない。ストレスがなく、いいプレーができた」。手応えを言葉にする。

 6バーディー、2ボギーの内容だった。直近の3年は16年→62位、17年→67位、18年→75位と、成績はいまひとつ。しかし、今回は苦手意識など全くない様子だ。「練習ラウンドから苦手という感じがしない。寒い時期になってきたので、セッティングを6Iから6UTに替えた。距離が残り、手前から攻めるホールがあるから、ユーティリティは攻めやすい。スコアもまとまる」と、上昇の要因を解説した。

 賞金ランキングは31位。最終戦へ、7年連続出場の期待がかかる。「今は、そこしか考えていない。順位が出っ張っているので、行けなかったら仕方ない。うまく折り合いをつけ、楽に考えている」という。

 2017年Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント以来の優勝は、「しっかりと、60台のスコアでいいプレーをしたい。順位は、その後かな」。内容を重視する。常に、慎重で一喜一憂しないスタイルでも、そろそろーの予感が伝わってきた。 (森谷 清)
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