■国内男子ゴルフ/「平和・PGMチャンピオンシップ」（11月7日〜10日、沖縄県国頭郡恩納村・PGMゴルフリゾート沖縄）」8日・2日目

95位タイと出遅れた石川遼が、巻き返しの第2ラウンドをスタートした。
4オーバーを打った初日は、強い風が吹くコースで、１Wが制御できない。

「ファウェイの真ん中を狙っているのに、右に抜けたり、左のOBに出たりする。自分でも、どっちに飛ぶか分からない」とスタートの10番で、いきなりダブルボギーを打つなど、躓いた。

「360度どこに打ってもいいよ、と言われれば真っすぐ行くと思うんですけど、ちょっとした気持ちの変化とか、プレッシャーとか。ものすごい大きなミスにつながっている感じ。ほかのクラブはそんなことないのに。いくらいい球を打ってもそれを信じられないし」。
挽回を期す2日目は、そんな自身への不信を払しょくして出たいところを、明けて今度はスタートの1番で、スライスした2打目を、右の林へ。
フェアウェイに出した4打目は、グリーンに届かず。カラーからのアプローチをピン奥につけたが、このボギーパットを外して2日連続のダブルボギー発進となった。
さっそく通算6オーバーまで落ちた。

現在の予選カットラインは、通算1オーバー。
会場が移ってから3度目の沖縄開催で、初の決勝進出には相当の猛チャージが必要となった。