【新日本プロレス】1.4東京ドーム大会メインで激突する両者が火花! 飯伏「IWGPヘビーとインターコンチはどっちも金メダル」オカダ「このIWGPヘビーが最強で最高!」【1.4東京ドーム会見(1)】

チーム・協会

【(C)新日本プロレス】

10月15日(火)、テレビ朝日にて『WRESTLE KINGDOM 14』の「第1弾対戦カード発表記者会見」が開かれ、1月4日(土)東京ドーム大会の対戦カード第1弾が発表された。

1.4のメインイベントに出場するIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ選手、挑戦者の飯伏幸太選手が意気込みを語った。

【司会進行】テレビ朝日・田畑祐一アナウンサー

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■両選手のコメント
飯伏「昨日は、このIWGPヘビー級(挑戦)権利証を懸けて、(EVILと)闘ったんですけど、無事勝つことができて、この場にいられて、いま最高です。僕は初めから『G1(CLIMAX 29)』を優勝した次の日の会見からずっと言い続けてるんですけど、(IWGP)インターコンチネンタルのベルト、そしてIWGPヘビー級のベルト、このふたつを同時に巻きたい。ここはいまでも変わりません。それは、もっともっとプロレスを広めたいから。でも、そのIWGPヘビー級のベルトに対して、『ナメてる』とか、そういうのは何も思ってない。あとオカダさんに対しても、『安い』とは思ってないです。むしろ、『高い』と思ってます」

オカダ「こんにちは(※とだけ言ってマイクを置く)」

田畑「以上ですか!?」

オカダ「(※再びマイクを持ち)僕は昨日言ったんですよ。『マスコミの皆さんも一緒にプロレスを盛り上げて行きましょう』って言って、(報道陣も)『オー!』って言ったのに、『こんにちは』と言って『こんにちは』も言い返してくれないとは。そしていい大人の皆さんですよ!? 僕はビックリですよ。もう1回行きます。こんにちは!!」

報道陣「こんにちは!」

オカダ「よし。こうやってプロレスを盛り上げて行きたいなと思います。そして、東京ドームのメインイベント、決まりましたけども、まだだいぶ先ですし、僕はホントにこの1番の(IWGPヘビー)ベルトを大事にしないなと思ってますし、東京ドーム、超満員にこの僕がしないといけないと思うので。ただまあ、『G1』では飯伏さんに負けてるので、そこはしっかり借りを返したいなと思います」

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■質疑応答
田畑「飯伏選手、東京ドームのメインイベントに上がるということに関して、どういうふうに思いますか?」

飯伏「そうですね。何年か前にダブルメインイベントっていう形でやったことがあるんですけど、実質上はやっぱりセミファイナルの位置だったので、ホントにその“トリ”? メインイベントをやるのは今回が初めて。なので、それも含めてすごく楽しみですね」

田畑「オカダ選手も『超満員にする』というのを目標のひとつに掲げられていますが、飯伏選手としては東京ドームのお客様にどう期待していますか?」

飯伏「いや、それはもう僕も、超・超満員にしますよ」

田畑「オカダ選手は2018年に『次回はもっとドームをいっぱいにする』と発言されていましたが、それがいま現在の引き続きのコメントになっているということですか?

オカダ「そうですね。ホントにあのときは『プロレス盛り上がってる』と言われてる中で、まだやっぱり東京ドームを見渡すと、空いている所(席)もありましたし。そこをしっかり埋めてこそ、『プロレス盛り上がったな』と、胸を張って言えるんじゃないかなと思いますんで。ホントにまあプロレスがダメなときもあって、お客さんがぜんぜん入らなかった中で、『ここまで復活したんだよ』と(言いたい)。ホントにマディソン・スクエア・ガーデンも超満員にしたのに、『あれ!? 日本ではぜんぜん、お客さん入ってないじゃん』と言われないように、ホントに東京ドームを超満員にして、このプロレスの凄さ、素晴らしさを、ホントにもうプロレスファンの皆さんが胸を張って『プロレス最高だよ』と言えるようなのを、僕たちがお見せしないといけないと思うんで。そこはやっぱり、来年、“4(日)”も“5(日)”も超満員にします」

田畑「2本のベルトを同時に巻く2冠へのこだわりとは、どういうところなんでしょう?」

飯伏「僕は、IWGPヘビー級のベルトは、実は1度も手にしたことがなくて。ヘビーのベルトに価値がないんじゃないかって(思っていると)思われてる、僕が。でも、僕はすごく(ヘビーベルトを)尊敬してるというか。僕はIWGPヘビー級のベルトっていうのは、やっぱり最強の人が巻くベルト。そういう意味では、IWGPヘビー級のベルトも金メダル。でも、インターコンチのベルトは、“最高”の意味で金メダルだと思ってるんで、僕はどっちも金メダルだと思ってるんで、どっちも欲しいです」

田畑「“最高”と“最強”、両方欲しいと?」

飯伏「そうですね」

田畑「一方、オカダ選手は『金メダルを持ってて、銀メダルを欲しがるのはおかしいでしょ!?』という表現をされていましたが?

オカダ「そうですね。まあ、わからないです。僕はホントにこのベルト1本でしかやって来てないですし、まあタッグはありますけど、ほかの(シングル)ベルトには挑戦したことないですし。もしかしたら、インターコンチにもインターコンチなりの魅力があるのかもしれないですけど、僕はとてもそれが魅力的には見えないというか。まあ、過去にインターコンチを、ホントにヘビー以上の魅力的なベルトにした人もいますし、そういうことがインターコンチにはいまはできてないんじゃないかなと思うので、僕はやっぱりこのIWGP(ヘビー)が、“最強”で“最高”だと思ってます」

田畑「昨日、『オカダ選手の時代はもうみんな飽きている』と発言されていましたが、そう感じていらっしゃるんですか?

飯伏「(※オカダのほうを見て)ちょっと長すぎないですか? (ベルトを)持ってる期間が。まあ、これは(オカダが)“最強”だから、これだけ長い期間、持ち続けられるのであって、そこはホントに素晴らしいと、僕も思ってます。でも僕はそれをさらに越えて行きたい。“最強”の部分でも越えて行きたい」

田畑「そして、飯伏選手が新しい景色を見せると?」

飯伏「新しい景色を見せたいですね、ハイ」

田畑「それに対して、オカダ選手、ひとことお願いします」

オカダ「まあ、長いあいだ、いろいろベルト持ってて、ホントに強くてゴメンなさい」

――1月5日の対戦カードについて、ご自分の希望はありますか?

飯伏「そうですね。そこはたぶん話が割れそうな気がしますけど、僕は理想的なのは、1月4日にIWGPヘビー級のタイトルマッチをやって、勝って、で、そのまんま次の日にIWGPヘビー級とインターコンチネンタルのダブルタイトル(マッチ)をやるのがベストかなと。ハイ」

オカダ「僕はホントにもう1.4も1.5も超満員にすると言ってますんで、どちらもタイトルマッチをやりたいなと思います。2冠ではなく、IWGPヘビーの防衛戦をやりたいなと思ってます」

――ここ数年、飯伏選手は常に切羽詰った形で闘ってきましたが、1.4東京ドームのメインイベントで最強であるオカダ選手とのIWGPヘビー戦が決まり、ある程度の満足感はありますか?

飯伏「そこは常に変わらないですね。常に僕は限界を来てるので。ずっとマックスで走り続けてますね、ハイ。変わらないです」

田畑「オカダ選手、昨日の最後のマイクアピールで『カネの雨が降るぞ』という決めゼリフを使われなかったのは、何か意味があったのでしょうか?

オカダ「特にありません」

田畑「2年前は『幸せの雨を降らせる』というコメントで締めくくりましたが、それから“幸せの雨”というのはオカダ選手自身で降らせることができていたと思いますか?」

オカダ「ホントにプロレスファンの人をハッピーにして行くしかないと思うんで、どんどんどんどんまだまだ、プロレスを盛り上げて、いろんな人に知ってもらって、やっぱりハッピーに『プロレスって凄いんだな』っていう、『楽しいな』っていう、『素晴らしいな』っていう、そういうものはいろいろと見せて行きたいなと思ってます」

【(C)新日本プロレス】

★IWGPヘビー級選手権試合
60分1本勝負
<第69代チャンピオン>
オカダ・カズチカ
VS
<チャレンジャー/G1 CLIMAX 29優勝者>
飯伏幸太
※5度目の防衛戦

■『WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』
2020年1月4日(土) 17時〜東京・東京ドーム
※「ロイヤルシート」「アリーナA」「バルコニースタンド」は完売となりました。
※「アリーナB」は残りわずかとなりました。

2020年1月5日(日) 15時〜東京・東京ドーム
※「ロイヤルシート」「バルコニースタンド」は完売となりました。
※「アリーナA」は残りわずかとなりました。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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