渋野日向子 パールの輝きに驚く

チーム・協会

【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】

 渋野日向子へ、ザ・ベスト・オブ・ザ・ベストを贈呈。10日、神戸市内のホテルで8月に開催された「AIG全英女子オープン」制覇の記念品贈呈式が行われた。日本人選手のメジャー優勝は、1977年全米女子プロ選手権を制した樋口久子以来、42年ぶりの快挙。LPGA会長・小林浩美から、渋野へミキモトの最高級品質『ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト』のネックレスと、ピアスが贈られた。

 「素晴らしい偉業でした。メジャー初出場で初優勝。努力の賜物だと思います。2013年からLPGAをあげて世界で勝つ−を合言葉にツアーの強化を図ってきました。その成果を示していただき、心から感謝をいたします。優勝を祝福するとともに、LPGAとしても記念品を贈りたいと考えました。日本で宝石といえば、やはり真珠。世界で優勝した渋野選手が、文字通りザ・ベスト・オブ・ザ・ベストであったように、この記念品を選びました。パーティーなど、さまざまなシーンでご活用ください」と、小林はメッセージを添えている。

 今回の贈呈式でどんな逸品をプレゼントするかは、もちろん秘密。ボックスを手渡された渋野はサプライズに、「ビックリした。しかし、すごくうれしい。普段からネックレスを買うことはありません。全英で優勝してから、1カ月ちょっと経って、すごいものをいただきました。これからも私らしくプレーできるようにしたい。浮かれているわけにはいかないし、地道に頑張っていきます」と宣言した。

 今週はアジアナンバーワンの女子プロ決定戦『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』が、兵庫・三木市のチェリーヒルズゴルフクラブで開催される。年間グランドスラムへ、唯一の挑戦者となったが、「たくさんの記録がかかっている大会。直近の目標は、やはり連続イーブン以上ラウンド数を伸ばすことです」と背筋を正して、話している。もっかアンソンジュと並んで歴代1位。それだけに、第1日のプレーがよりスポットライトを浴びるわけだ。

 さらに、チェリーヒルズゴルフクラブは昨年の最終プロテスト合格した、いわばプロのスタート地点。「とてもいいイメージがあります。私にとって、初心へ帰るところですから…。でも、プロテストの時と、ラフの長さなどまったく違う。驚いた」と、思わず本音も口にした。あすのプロアマトーナメントで最終チェックを行い、いざ、勝負−。 (森谷 清)
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