3x3男子日本代表:第2次強化合宿 開催報告「日本らしいリズムを作っていく必要がある」小松昌弘選手
【JBA】
今年5月に「FIBA 3x3 アジアカップ2019」、6月には「FIBA 3x3 ワールドカップ2019」に参戦した中で見えた長所は「スピード。いかにペイント内にアタックしていくかが重要です。そのためにも、ペネトレーションの技術を磨いていくことで世界に対抗できるチームになります」とトーステン・ロイブル ディレクターコーチは確信を得ました。逆に課題点は5人制と同じくリバウンドを挙げます。「ディフェンスでプレッシャーをかけることが重要ですが、サイズの差は必ず生じます。3x3でも日本にとっては身長差の不利な状況の中で、どうやってリバウンドの弱点を克服していくかが一番の課題点です」と続けるロイブルコーチ。5人制以上にフィジカルな戦いを強いられる3x3において、ぶつかり合いを厭わない選手が求められます。
小松昌弘選手 (RBC 東京 / TOKYO DIME.EXE) 【JBA】
玉木祥護選手 (京都ハンナリーズ) 【JBA】
「3x3が好き」という橋本拓哉選手にとって、これが初の代表合宿であり、今シーズンはじめて3x3に挑みます。「結構ハードであるとともに、このコートに対する慣れが必要だと感じました。また、実際には炎天下の中で試合する激しいスポーツです。海外の選手たちはもっと当たりが強くなってくるので、このコンタクトを5人制でも生かしていきたいです」と積極的に取り組んでいます。橋本選手が言うように、オリンピック会場は屋外となり、日本の夏の暑さ対策も選手は行っていかねばなりません。今合宿中も屋外練習も実施し、「この暑さにいかに耐えて、サバイバルゲームに勝てる選手を探していきたいです」とロイブルコーチは選考基準のひとつに挙げています。1日の試合も多く、天気や風など様々な環境に順応しなければならず、この合宿中も生傷が絶えない3x3は、タフであることも大きな要素となります。
橋本拓哉選手 (大阪エヴェッサ) 【JBA】
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