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2025年2月23日(日)

11R
2025年2月23日(日)
1回東京8日
15:40発走

フェブラリーステークス GI

ダート・左 1600m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:12000、4800、3000、1800、1200万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エンペラーワケア
1 2 タガノビューティー
2 3 ミトノオー
2 4 ウィリアムバローズ
3 5 アーテルアストレア
3 6 メイショウハリオ
4 7 サンデーファンデー
4 8 ドゥラエレーデ
5 9 コスタノヴァ
5 10 アンモシエラ
6 11 ペプチドナイル
6 12 サンライズジパング
7 13 デルマソトガケ
7 14 ミッキーファイト
8 15 ガイアフォース
8 16 ヘリオス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=9 1=14 1-12 1-15 9=14
綾恵 14=9 14=12 14-1 14-8 9=12
ナベ 2=9 2=11 2=5 2=13 2=15
たま 1=14 1=15 1=8 1=11 1=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエンペラーワケア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.0
ダート通算(7.2.0.0)と連対率100%。前走・武蔵野S(G3)は直線で前が壁になり切り返すロスがあったものの、狭いところを割って鋭く差し切った。着差以上に強い内容で重賞2勝目を飾り、マイルへの距離延長も克服。まだ底を見せておらず、目下の勢いのまま一気にG1タイトルを奪取する。

対抗はコスタノヴァ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.35.1
前哨戦の根岸S(G3)を快勝。課題のスタートを決めて中団から差し切り、4馬身差で快勝した。東京コースは5戦5勝と適性が高く、昨年の欅S(オープン)では斤量差を味方にエンペラーワケアを撃破。マイルは3戦3勝で、距離延長も不安がない。キャリア最短となる中2週のローテがカギになるが、チャンスは十分にあるだろう。

単穴はミッキーファイト。

実績:
距離・コース:
順調度:
不・1.38.4
兄にジュンライトボルト(チャンピオンズC勝ち)を持つ良血馬。ハイレベルと言われるダート4歳世代の一角を担う存在で、デビューから(4.1.1.0)と抜群の安定感を誇る。前走・名古屋大賞典(交流G3)は年長馬を相手にレコードで快勝し、2つ目の重賞タイトルを獲得した。非凡なポテンシャルで世代交代を狙う。

抑えはサンライズジパング。穴はガイアフォース。

今週のワンポイントアドバイス

重賞連覇で挑戦奪取、エンペラーワケア

25年のG1が開幕する。第1弾はフェブラリーS。前身は1984年に創設された「G3フェブラリーハンデキャップ」。94年にG2に格上げされると同時にフェブラリーSと改称され、ハンデ戦→別定戦へと条件も変更された。97年にJRA初のダートG1に格上げされ、現在は第1回東京競馬の最終週に定着している。

今年は2年連続でJRA賞最優秀ダートホースに輝いたレモンポップが引退し、同・特別賞を受賞した明け4歳のフォーエバーヤングはドバイに遠征。本命馬不在の大混戦ムードになったフェブラリーSを制すのはどの馬か。過去10年のデータを参考にレース傾向を探ってみたい。

連対馬は1−5、2−1、2−5、4−1、1−2、1−16、1−9、2−5、1−3、11−5人気の組み合わせで決まった。1番人気は5勝、2着2回と人気に応え、2番人気も3勝、2着1回とまずまず。上位2頭が連からそろって消えたのは昨年の1回だけ。3番人気の不振は気になるものの、上位人気の信頼度は高い。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円......3回
2000円......1回
6000円......1回
万 馬 券......2回

11、9、16番人気の伏兵馬が連に食い込んだ年は全て6000円以上の高配当で、最低16番人気が2着だった20年は3万6230円の大穴となり、11番人気が勝利した昨年も2万7850円の万馬券が飛び出している。

一方、3着に3、7、1、6、8、3、8、4、4、13番人気が入った3連単配当は、1万円台、1万円台、9240円、4万円台、6620円、46万円台、10万円台、7万円台、7700円、153万円台。こちらも昨年153万馬券の大波乱となり、6けた配当も2回出る大荒れとなっている。

クラス別は20頭すべてが重賞からの臨戦で、内訳はG1組9頭、G2組組4頭、G3組組7頭。オープン特別組以下に出番はなく、3着を見ても全馬重賞組が占めている。

ステップ(着順)は6連対でチャンピオンズC(2、12、1、6、7、11着)組と根岸S(1、2、1、1、1、1着)組が並び、東海S(1、3、1、6着)組4連対の順。連対率はチャンピオンズC組35%、根岸S組12%、東海S組20%。上記3路線が連対馬の80%を占めている。連対率ではチャンピオンズC組が根岸S組を大きくリードしている。また、前走成績はG1組なら着順を気にする必要はないが、G2、G3組は3着以内が連対への理想となっている。

年齢別は
4 歳【3.1.1.20】
5 歳【4.4.5.28】
6 歳【3.1.2.27】
7 歳【0.3.0.29】
8歳上【0.1.2.24】

連対率は16、20、12、9、4%。5歳馬が最多8連対をマークして、率でも首位に立っている。7歳以上馬に勝利はなく、連対率も1ケタ台。ベテラン勢は割引が必要となっている。

所属別は
関東馬【4.1.0.23】
関西馬【6.9.10.92】
地方馬【0.0.0.12】
外国馬【0.0.0.1】

連対率は18、13、0、0%。関西馬が他所属馬を圧倒しているが、率で関東馬が逆転。出走数は少ないが、地元で戦える利を生かして善戦している。

また、性別は牡馬が143頭出走して10勝、2着10回、牝馬は15頭で連対なし。牝馬は出走数が少ないこともをあるが、苦戦中で3着1頭だけ。今年参戦の2頭には気になるデータとなっている。

枠別成績は
1枠【0.0.0.19】
2枠【3.0.2.14】
3枠【1.1.2.16】
4枠【2.2.2.14】
5枠【1.2.3.14】
6枠【2.0.1.17】
7枠【1.2.0.17】
8枠【0.3.0.17】

内の1〜4枠が【6.3.6.63】、外の5〜8枠は【4.7.4.65】。勝利数で内枠、2着数で外枠が優勢だが、馬券圏の1〜3着を見ると、15対15と全くの互角。枠順に神経質になる必要はないか。ここまで1枠から3着以内は1頭も出ていない。ただ、確率的にはいつ馬券に絡んでもおかしくないという見立ても成り立つ。(たま)


◎......エンペラーワケアは前走・武蔵野Sで重賞2勝目をマーク。有力3路線ではないが、本番と同じ東京ダート1600Mで鋭い脚を使って突き抜けた。ダートは【7.2.0.0】とパーフェクト連対。500キロを優に超す大型馬ながら、鉄砲で1、2、1着の良績。重賞連勝で新ダート王の座に上り詰める。

○......ミッキーファイトはデビューから6戦して【4.1.1.0】。昨夏にレパードSを勝ち、交流G1ジャパンダートクラシック2着。古馬と初対戦の前走・名古屋大賞典をレコードで制した。同期フォーエバーヤングの活躍で見立たないが、世代トップ級の実力馬。ゲンのいい新馬勝ちの舞台でタイトル奪取を目指す。

▲......ガイアフォースは初ダートで挑んだ昨年のフェブラリーSで0秒2差の2着。中団馬群でじっくりと脚をため、直線では進路を外に切り替えてグイグイと伸びてきた。安田記念で近2年連続4着に入っており、芝の実績も一流。前走15着敗退で人気を落としているが、ベストのマイルで巻き返しがあっても驚けない。

△1......サンライズジパングは交流G1ジャパンダートクラシックで3着。上位2頭には及ばなかったが、馬券圏内を確保した。前走プロキオンSは勝ち馬に逃げ切りを許したが、力強く追い上げてアタマ差の2着。決め手勝負になれば、首位争いに浮上する。

△2......ペプチドナイルは昨年の覇者。初の1600Mだったが、好位から抜け出して快勝した。その後3、2、5着と勝ち切れずにいるが、2走前の南部杯ではレモンポップに0秒1差まで迫った。連覇達成なら史上3頭目の快挙となる。

△3......ドゥラエレーデはチャンピオンズCで近2年続けてレモンポップ、ウィルソンテソーロに次ぐ3着。一昨年は道中2番手から粘り、昨年は後方から追い込んで馬券に絡んだ。前走プロキオンSは3着に敗れたが、アタマ+クビ差と力は示した。昨年は折り合いを欠いたが、マイルにも対応は可能だ。

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