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2024年1月21日(日)

11R
2024年1月21日(日)
1回中山7日
15:45発走

アメリカジョッキークラブカップ GII

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
不良
4歳以上 オープン (国際)(特指) 別定 本賞金:6200、2500、1600、930、620万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイネルウィルトス
2 2 クロミナンス
3 3 モリアーナ
4 4 ショウナンバシット
5 5 ホウオウリアリティ
5 6 サンストックトン
6 7 アドマイヤハレー
6 8 シルブロン
7 9 カラテ
7 10 ラーグルフ
8 11 チャックネイト
8 12 ボッケリーニ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=1 12=3 12-10 12-11 1=3
綾恵 12=11 12=2 12-1 12-4 11=2
ナベ 1=10 1=7 1=11 1=12
たま 3=11 3=12 3=1 3=4

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はボッケリーニ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.7
前々走・京都大賞典(G2)、前走・チャレンジC(G3)ともに僅差の2着。重賞3勝の力量馬で、一昨年からG1を除けばすべて3着以内と高いパフォーマンスを見せている。明け8歳を迎えても衰えはうかがえず、今回のメンバーでも実績は上位。ここも勝ち負けが期待できそうだ。

対抗はマイネルウィルトス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.12.7
重賞で2着が4回。コース問わず堅実な走りを見せており、初距離の前走・ステイヤーズS(G2)でも3着を確保した。本馬も明け8歳の高齢だが、1週前には栗東坂路で自己ベスト。道悪は得意にしているため、悲願のタイトル獲得も期待できる。

単穴はモリアーナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・秋華賞(G1)は直線で接触する場面もあったが、最後まで粘り強く伸びて5着。長距離輸送でイレ込んだ阪神JF(G1)を除いて大崩れがなく、中山コースでは紫苑S(G2)を勝っている。距離延長に対応できるようなら、牡馬相手でも有力だろう。

抑えはラーグルフ。穴はチャックネイト。

今週のワンポイントアドバイス

紅一点、モリアーナ

正月の中山競馬を締めくくる伝統のG2戦。2カ月の連続開催の最終日で芝の傷みも目立ち、スピードに加えてスタミナやパワーが要求されるタフな馬場になっている。頭数は少ないが、難解な一戦となった。過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は2−11、4−7、2−3、7−1、2−1、7−1、1−5、1−3、3−11、4−5番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、3、3連対とまずまずの成績だが、人気薄の7番人気と11番人気から3頭と2頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...4回
2000円台...1回
3000円台...1回
万 馬 券......3回

上位人気が連からそろって消えた2015年に1万1950円と荒れ、11番人気の伏兵が2着に食い込んだ14、22年にも1万円台と3万円台の高配当で決着している。

一方、3着に6、2、7、3、8、5、4、6、4、3番人気が入った3連単配当は、29万、16万、3万、2万、2万、12万、1万、1万、72万、7万円台。こちらも一昨年の72万馬券を筆頭に6けた配当が4回も飛び出す大荒れ。波乱を視野に入れた馬券検討が必要となっている。

連対馬20頭のクラス別(着順)は、G1(10、4、6、6、1、11、2、7、11着)組9連対(海外1頭含む)、G2(3、2着)組2連対、G3(9、1、2、10、5、17、3着)組7連対、オープン特別(2着)組1連対、3勝クラス(1着)組1連対。重賞組以外は苦戦しているが、3着にも2頭が入線している。また、前走成績は重賞組なら2けた着順からでも反撃が可能となっている。

ステップは菊花賞組が4連対でトップ。2連対で有馬記念組、チャレンジC組、中日新聞杯組が続いている。今年はチャレンジC組からボッケリーニ1頭が出走する。

年齢別は
4歳馬【2.4.3.16】
5歳馬【3.1.3.21】
6歳馬【4.2.3.29】
7歳馬【1.3.0.17】
8歳上【0.0.1.32】

連対率は24、14、16、19、0%。4〜7歳馬が幅広い活躍を見せている。明け8歳以上馬に連対は見られないが、今回は有力な3頭が参戦する。

所属別は
関東馬【6.6.8.69】
関西馬【4.4.2.45】
地方馬【0.0.0.1】

連対率は14、15、0%。関東馬が関西馬をリードしているが、率で関西馬が逆転している。

性別は牡馬20連対、牝馬はゼロ。牝馬は【0.0.1.6】と不振だが、出走自体が少なく参考外と考えていい。(たま)


◎......モリアーナは2走前の紫苑Sを後方からメンバー最速の上がりで差し切り勝ち。春までマイルに照準を合わせていたが、中距離G2を勝ち切れたことは大きな収穫だ。前走・秋華賞はインに潜り込み、窮屈になりながらも上がり33秒9の瞬発力を見せた。紅一点の牝馬で斤量54キロは優位。V争いは必至だろう。

○......チャックネイトは2走前の六社Sが僅差の勝利だったが、昇級戦のアルゼンチン共和国杯で0秒2差の3着同着。強敵相手にいきなり重賞で通用のメドを立てた。休み休みでも常に上位争いに加わり、差のない競馬を続けている。鉄砲は4勝で、芝2200Mも【2.1.2.0】。割り引きの必要はない。

▲......ボッケリーニはG1になるとなぜか結果を残せないが、G2&3では【3.6.1.3】と見違える走り。前走チャレンジCでもハナ差の2着に好走した。一昨年の当レースで3着、日経賞でも2着2回と中山コース適性も抜群だ。明け8歳馬に好走がないのは気になるが、ノーマークにするのは危険か。

△1......マイネルウィルトスは一時期不振に陥っていたが、2走前にアルゼンチン共和国杯で2着に好走。前走ステイヤーズSでも2着とクビ差と完全に復調したようだ。切れる脚がなく決め手勝負になるとつらいが、実にしぶといレースぶり。主戦場はスタミナ比べの長距離だが、2200Mなら対応可能だ。

△2......ショウナンバシットは昨年の若葉Sを勝った後、皐月賞5着。ダービーにも出走して、秋は神戸新聞杯から菊花賞、ジャパンCへと駒を進めた。結果を残せずにいるが、クラシックロード皆勤の実績は大いに評価できる。今が伸び盛りの4歳馬。G1でモマれてきた経験を糧に大駆けを狙う。

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