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2024年11月2日(土)

11R
2024年11月2日(土)
5回東京1日
15:35発走

京王杯2歳ステークス GII

芝・左 1400m 天気:
小雨
馬場:
稍重
2歳 オープン (国際)(指定) 馬齢 本賞金:3800、1500、950、570、380万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 キタノクニカラ
2 2 リアルショット
3 3 エイシンワンド
3 4 ヤンキーバローズ
4 5 エンドレスサマー
4 6 ヒシアマン
5 7 パンジャタワー
5 8 マリノトニトゥルス
6 9 バニーラビット
6 10 クラスペディア
7 11 マイネルチケット
7 12 シンフォーエバー
8 13 レモンバーム
8 14 カガバベル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=6 3=11 3-7 3-12 6=11
綾恵 6=4 6=3 6-10 6-12 4=3
ナベ 13=3 13=6 13=1 13=7 13=11
たま 6=3 6=13 6=5 6=10 6=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエイシンワンド。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
夏の小倉2歳S(G3)を制し、デビュー2連勝で重賞制覇。好位追走から直線で先頭に躍り出ると、力強く伸びて後続の追撃を振り切った。レースセンスが良く、折り合いに不安がないため、距離延長も対応可能。無傷の3連勝で2つ目のタイトルを奪取する。

対抗はヒシアマン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー戦はクビ差2着に惜敗したが、勝ち馬は次走のサウジアラビアRC(G3)も制したアルテヴェローチェ。2戦目の前走では後続を6馬身突き放して初勝利を飾り、断然の1番人気に応えた。熱発明けで仕上がりは気になるが、素質の高さであっさりクリアしても驚けない。

単穴はマイネルチケット。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー2戦目で勝ち上がると、前走・サウジアラビアRC(G3)は小差3着に善戦。序盤から掛かり気味だったが、直線一旦は先頭に立って見せ場を作った。長距離輸送をこなせたのは収穫で、気性的に距離短縮は歓迎。さらなる前進が期待できる。

抑えはパンジャタワー。穴はシンフォーエバー。

今週のワンポイントアドバイス

G1獲りへ弾み、ヒシアマン

今週はG1レースの狭間になるが、土日に東西で4重賞の豪華版。土曜は暮れの2歳G1につながる「京王杯2歳S」と「ファンタジーS」。日曜には伝統の長距離ハンデ重賞「アルゼンチン共和国杯」とチャンピオンズCの前哨戦「みやこS」が行われる。ここでは芝1400Mの東京メインG2「京王杯2歳S」のレース傾向を過去10年のデータで探ってみたい。

過去10年、連対馬は11−4、2−6、3−1、1−5、2−1、1−3、2−9、8−4、10−11、1−8番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、3、2連対と信頼度は低く、特にここ4年は人気薄から9、8、10、11、8番人気が連対。伏兵馬の大駆けに警戒が必要となっている。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...1回
2000円台...1回
4000円台...1回
6000円台...1回
7000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......1回

一昨年に10、11番人気のワンツーで6万5910円とど〜んと荒れたが、残る9回は8000円未満で決着。大荒れは起こっていない。

一方、3着に1、1、4、4、6、4、5、3、5、9番人気が入線した3連単配当は、8万、3万、1万円台、6170円、4400円、3660円、11万円台、11万円台、222万円台、6万円台。こちらは一昨年に222万馬券が飛び出す大波乱となり、ほかにも6けた配当が2回。穴党の狙い目となっている。

連対馬20頭のクラス別は重賞組9連対、オープン特別組6連対、新馬組3連対、未勝利組2連対。重賞やオープンを経験してきた馬が優勢となっている。

ステップは4連対で函館2歳S組と小倉2歳S組が並び、カンナS組とダリア賞組が2連対。今年は函館2歳S組から1頭、小倉2歳S組から3頭が参戦する。

距離別は1200M組10連対(連対率18%)、1400M組6連対(同13%)、1500M組1連対(同25%)、1600M組3連対(同12%)。直線の長い東京1400Mに舞台は替わるが、小回り1200Mしか経験していない馬でも連対可能ということを知っておきたい。

所属別は
関東馬【2.4.7.69】
関西馬【8.6.3.33】
地方馬【0.0.0.2】

連対率は7、28、0%。連対数、率とも関西馬が関東馬を圧倒している。

性別は
牡 馬【9.8.8.73】
牝 馬【1.2.2.31】

連対率は17、8%。同日に京都で行なわれる牝馬限定のファンタジーSに出走する有力馬も多く、牝馬は苦戦傾向を見せている。(たま)


◎......ヒシアマンは芝1200Mの新馬戦でクビ差の2着。勝ち馬は次走でサウジアラビアロイヤルCを連勝したアルテヴェローチェ。いかにも相手が悪かったが、2戦目は同じ舞台で2着を6馬身ちぎって順当勝ち。週末は雨予報だが、洋芝の札幌戦の内容から渋った馬場もOK。重賞Vで暮れのG1に弾みをつけたい。

○......エイシンワンドは新馬戦、小倉2歳Sを連勝中で、唯一の重賞勝ち馬。新馬戦を2番手追走からメンバー最速の上がりで差し切り、同じ舞台の重馬場でも同様に好位から危なげなく押し切った。1ハロン距離延長となるが、レースぶりから折り合いに不安はない。左回りは今回で3回目。無傷の3連勝が狙える。

▲......レモンバームは東京の新馬戦の勝ちっぷりが鮮やか。大外14番枠で外を回る形になったが、上がり3ハロン33秒9の末脚で2着に2馬身半差をつけて快勝。芝1400Mの勝ちタイムも新馬戦としてはかなり優秀だ。兄コスモフリーゲンはデビューから3連勝。血統的にも活躍が見込める。

△1......マイネルチケットは新馬戦で2着に敗れたが、勝ち馬はリステッド競走のアイビーSも連勝したマスカレードボール。取り消しを挟んで未勝利戦を制し、サウジアラビアロイヤルCでは直線内からいったん抜け出して3着。重賞の舞台を経験できたのは大きく、マイルからの距離短縮も歓迎だ。

△2......クラスペディアは中京芝1200Mの新馬戦で2着に入り、続く重賞の小倉2歳Sでも2着。2戦とも勝ち馬はエイシンワンドで、着差は0秒2、0秒1。小倉2歳Sで直線大外から上がり最速で迫った脚は、ここでも通用する。距離延長と直線の長い東京コースがカギとなるが、未勝利でも差はない。

△3......エンドレスサマーは函館のデビュー戦で5馬身ちぎって逃げ切り、続く函館2歳Sは出脚がつかずハナに立てなかったが3着と健闘した。前走・小倉2歳Sは大外13番で終始外々を回されたが、それでも6着まで追い上げた。脚質に幅ができたのは大きな収穫。直線の長い東京がプラスに働けばチャンスはある。

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