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2024年2月18日(日)

11R
2024年2月18日(日)
1回東京8日
15:40発走

フェブラリーステークス GI

ダート・左 1600m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:12000、4800、3000、1800、1200万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 イグナイター
1 2 シャンパンカラー
2 3 ミックファイア
2 4 ドゥラエレーデ
3 5 オメガギネス
3 6 カラテ
4 7 ガイアフォース
4 8 セキフウ
5 9 ペプチドナイル
5 10 タガノビューティー
6 11 キングズソード
6 12 スピーディキック
7 13 レッドルゼル
7 14 ウィルソンテソーロ
8 15 ドンフランキー
8 16 アルファマム

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=5 14=4 14-7 14-13 5=4
綾恵 5=11 5=3 5-13 5-14 11=3
ナベ 10=5 10=4 10=2 10=11 10=14
たま 11=4 11=5 11=10 11=14 11=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はウィルソンテソーロ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.36.5
昨年に交流重賞3勝を挙げ、完全に本格化。近2戦はともに2着に惜敗しているが、チャンピオンズC(G1)は後方から鋭い追い込みを披露し、東京大賞典(交流G1)では一転の逃げで戴冠にあと一歩まで迫った。その2戦の勝ち馬レモンポップとウシュバテソーロが不在なら当然有力な存在。脚質に自在性があり、今回の東京マイルは2戦2勝と舞台適性も証明済み。G1初制覇の期待は十分だ。

対抗はオメガギネス。

実績:
距離・コース:
順調度:
不・1.34.3
デビューから5戦して(3.2.0.0)と連対率100%。1番人気に推された前走・東海S(G2)は小差2着に惜敗したが、初の関西遠征で折り合いを欠く場面もあり、伸び切れなかった印象だ。気性的に距離短縮はプラスで、東京マイルでは前々走・グリーンチャンネルC(L)を3馬身半差で快勝している。まだ底を見せていない魅力があり、引き続き注目したい。

単穴はドゥラエレーデ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
芝のホープフルS(G1)勝ち馬だが、ダートでもチャンピオンズC(G1)、東京大賞典(交流G1)ともに3着とトップ戦線で上位争い。軽快なスピードが持ち味で、今週(14日)の追い切りでは栗東坂路で4ハロン49秒1の一番時計&自己ベストを叩き出した。初のマイルがカギとなるが、芝スタートからスムーズに先行できれば粘り込みも可能だろう。

抑えはガイアフォース。穴はレッドルゼル。

今週のワンポイントアドバイス

勝機到来、キングズソード

24年のG1開幕戦。1984年に創設されたフェブラリーハンデキャップ(G3)が前身。94年にG2に格上げされ、レース名もフェブラリーSと改称された。同時にハンデ→別定戦へと条件が変更。97年にJRA初のダートG1となり、負担重量が定量に変更された。現在は第1回東京競馬開催の最終週に定着している。

昨年の覇者レモンポップ、G1・4勝ウシュバテソーロの両巨頭がドバイ遠征で不在。さらにステップレースの東海S、根岸Sを制した2頭も出走しない。本命馬不在の大混戦ムードになった。毎年多頭数で争われるダート頂点レースだが、今年も地方馬3頭を含む16頭がゲートイン。群雄割拠のG1を制するのはどの馬か。過去10年のデータを参考に傾向を探ってみたい。

連対馬は16−2、1−5、2−1、2−5、4−1、1−2、1−16、1−9、2−5、1−3人気の組み合わせで決まった。1番人気は5勝、2着2回と上々の成績で、2番人気も5連対と人気に応えているが、人気薄の9番人気と16番人気からそれぞれ1、2頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円......3回
2000円......1回
6000円......1回
万 馬 券......2回

最低16番人気が絡んだ2014年と20年に8万4380円、3万6230円の万馬券が飛び出す大荒れとなっている。

一方、3着に1、3、7、1、6、8、3、8、4、4番人気が入線した3連単配当は、94万円台、1万円台、1万円台、9240円、4万円台、6620円、46万円台、10万円台、7万円台、7700円。こちらも6けたの高配当が3回も出る波乱含みのレースとなっている。

クラス別はG1組10頭、G2組3頭、G3組6頭、オープン特別組1頭。重賞組が圧倒的に強く、3着を見ても10頭すべてを重賞組が占めている。

路線別(着順)は6連対でチャンピオンズC(旧ジャパンCダート=2、12、1、6、7、11着)組と根岸S(1、2、1、1、1、1着)組が並び、東海S(1、3、1着)組3連対、川崎記念(1、6着)組2連対の順。G1組は前走着順を気にする必要はないが、ほかの組は1〜3着からの臨戦なら連対への信頼度が高まる。ちなみに、今年は有力4路線の中から4頭が出走する。

年齢別は
4 歳【4.1.1.19】
5 歳【4.4.4.24】
6 歳【2.1.3.27】
7 歳【0.3.0.33】
8歳上【0.1.2.25】

連対率は20、22、9、8、4%。5歳馬が他世代を押さえて最有力候補となっている。なお、連対率は6歳以上になると急降下し、8歳以上の高齢馬はわずか1頭と大苦戦。昨年2着のレッドルゼルには気になるファクターだ。

所属別は
関東馬【4.1.0.21】
関西馬【6.9.10.97】
地方馬【0.0.0.9】
外国馬【0.0.0.1】

連対率は19、12、0、0%。関西馬が他所属馬を圧倒しているが、率で関東馬が逆転トップに立っている。

性別は牡馬が145頭出走して連対馬20頭を独占。13頭出走の牝馬に連対はなく、馬券に絡んだ馬は一昨年の3着ソダシ1頭のみ。牝馬には厳しいデータとなっている。

また、枠別成績は
1枠【0.0.0.19】
2枠【3.0.2.14】
3枠【1.1.2.16】
4枠【2.1.1.16】
5枠【0.2.3.15】
6枠【2.0.2.16】
7枠【2.2.0.16】
8枠【0.4.0.16】

内の1〜4枠が【6.2.5.65】、外の5〜8枠は【4.8.5.63】。勝利数で内枠、2着数で外枠が優勢だが、深刻な偏りには思えない。ただ、ここまで1枠からは馬券圏内の3着馬が出ておらず、注意したい。(たま)


◎......キングズソードは前走・東京大賞典で連勝は止まったが、展開が向かない中で勝ったウシュバテソーロから0秒4差なら悲観する内容ではない。2走前のJBCクラシックで後続を4馬身ちぎって圧勝した力量馬。前進気勢が強く、1600Mに距離が短縮するのは歓迎。G1・2勝目のチャンスだ。

○......ドゥラエレーデはホープフルSを制した芝のG1馬。3歳初戦でUAEダービーに出走して2着に好走し、ここ2戦の交流G1でも連続3着と健闘した。前走は勝ち馬の決め手に屈したが、しぶとい脚で2着馬に迫り、ダートでは【1.1.2.0】と底を見せていない。芝&ダート双方でのG1奪取を目指す。

▲......オメガギネスは補欠3番手の除外対象から一転、出走枠に滑り込んだ。一昨年の12月にデビューして5戦連続で連対。2走前のグリーンチャンネルCを芝並みの時計で差し切った勝ちっぷりは強烈だった。キャリア5戦、G1初挑戦、中3週などの課題を差し引いても、大きな可能性を秘めた新星だ。

△1......ウィルソンテソーロはチャンピオンズC、東京大賞典とここ2戦連続でG1・2着。2走前は4コーナー13番手から追い込んでレモンポップと0秒2差、前走は一転して逃げてウシュバテソーロの半馬身差に粘った。2強と好勝負した実績は高評価できる。激走の疲れさえ出なければV争いも可能。

△2......ドンフランキーは昨年6戦して1、4、1、1、2、1着と抜群の安定感。前走・東京盃は外枠12番から押してハナに立ち、そのまま後続の追撃を抑えレコードで勝利した。7勝中5勝が1400Mで、2勝が1200M。初の1600Mがカギとなるが、休み明けは3戦3勝と苦にしない。

△3......タガノビューティーは2走前にダート1600Mの武蔵野Sで0秒3差の2着。4コーナー14番手からメンバー最速の上がり35秒6で勝ち馬に迫った。前走・根岸Sは出遅れて末脚不発に終わったが、東京ダートは5勝と得意。距離延長で追走が楽になれば、巻き返せる地力を備えている。

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