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2024年7月7日(日)

11R
2024年7月7日(日)
2回福島4日
15:45発走

七夕賞 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ノースザワールド
2 2 レッドランメルト
2 3 ボーンディスウェイ
3 4 レッドラディエンス
3 5 カレンルシェルブル
4 6 アラタ
4 7 ノッキングポイント
5 8 ダンディズム
5 9 バビット
6 10 リフレーミング
6 11 キングズパレス
7 12 ダンテスヴュー
7 13 グレンガリー
8 14 フェーングロッテン
8 15 セイウンプラチナ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=10 4=11 4-2 4-6 10=11
綾恵 11=10 11=15 11-4 11-7 10=15
ナベ 10=3 10=9 10=4 10=11
たま 7=11 7=5 7=3 7=4 7=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はレッドラディエンス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.8
ここまで(4.5.1.1)と安定した成績。前走・メトロポリタンS(L)は初の2400Mだったが、上がり最速で2着まで追い込んだ。ここを目標に順調に調整されており、1週前には栗東CWコースで一番時計をマーク。脚質自在で小回りも苦にしないため、ベストの2000Mでタイトル獲得のチャンスがありそうだ。

対抗はリフレーミング。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.2
今春は湾岸S(3勝クラス)、福島民報杯(L)と連勝。前走・新潟大賞典(G3)は勝ち馬の逃げ切る流れとなったが、後方から5着まで追い込み力を見せた。6歳にして充実期を迎えた晩成型で、福島2000Mは2戦2勝。引き続き注目したい。

単穴はキングズパレス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.0
前走・新潟大賞典(G3)でハナ差2着に好走。勝ち切れない面はあるものの、相手になりに走れて大崩れの少ないタイプだ。キャリアを積んで着実に力をつけており、今週の追い切りでも抜群の動きを披露。ハンデが増えても克服は可能とみる。

抑えはアラタ。穴はレッドランメルト。

今週のワンポイントアドバイス

実績信頼、ノッキングポイント

節目の60回を迎えた名物ハンデ重賞。今年はミッキースワローが制した2019年以来、5年ぶり6回目となる7月7日の七夕決戦となった。例年通り実力が拮抗したメンバー15頭が集結。サマー2000シリーズ第1戦を制するのはどの馬か。過去10年のレースを参考に傾向を見てみたい。

連対馬は5−10、2−8、3−5、1−5、11−4、3−2、3−7、2−7、6−1、2−9番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は2、4、3連対とアテにならず、人気薄の6〜11番人気から伏兵馬7頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
1000円台...1回
2000円台...2回
3000円台...2回
4000円台...2回
6000円台...1回
万 馬 券......2回

3けた配当にすんなりと収まったことはなく、2けた人気が連に食い込んだ年に1万5840円、2万3250円と荒れた。

一方、3着に1、16、11、7、12、12、6、9、2、13番人気が入線した3連単配当は、12万、100万、9万、2万、256万、17万、11万、6万、3万、27万円台で決着。こちらも18年に256万馬券、15年にも100万馬券が出る大荒れ。ちなみに直近に行われた19年の七夕決戦は3→2→12番人気でゴールして17万2290円(馬連2710円)。波乱を視野に入れた馬券購入をお勧めしたい。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組15連対(G1=2頭、G2=3頭、G3=10頭)、オープン特別組5連対。最上格のG1組が強いというデータは出てないが、重賞組が75%を占めている。

前走成績は【1.3.1.3.2.10】(1〜5着、6着以下)。馬券圏3着以内に好走した馬は5頭と少なく、半数の10頭は着外からの巻き返し。うち6頭は2けた着順だった。前哨戦で凡走というだけで切り捨てるのは危険だ。

ステップは3連対で鳴尾記念組と新潟大賞典組がトップを争い、2連対でエプソムC組と福島民報杯組が並んでいる。ちなみに、昨年は新潟大賞典2着のセイウンハーデスが優勝した。

所属別は
関東馬【4.6.6.63】
関西馬【6.4.4.59】

連対率は13、14%。勝利数で関西馬が一歩リードするものの、2、3着数で関東馬が逆転。東西間格差は気にするファクターとはいえない。

連対馬のハンデは
50キロ下【0.0.1.3】
51キロ 【0.0.0.3】
52キロ 【0.0.1.9】
53キロ 【0.1.2.12】
54キロ 【2.1.2.21】
55キロ 【0.4.2.19】
56キロ 【1.1.0.21】
56.5キロ【0.0.1.3】
57キロ 【6.2.0.21】
57.5キロ【1.0.0.3】
58キロ 【0.1.1.6】
58.5キロ【0.0.0.1】

連対馬は53〜58キロと幅広いが、優勝馬に限ると57キロ以上の重い斤量馬が7頭。ここまで軽量馬は苦戦している。

また、トップハンデは(3、9)、7、2、11、(8、9、中止)、1、(1、15)、14、16、7着。2勝、2着1回の成績では手放しでは飛びつけない。(たま)


◎......ノッキングポイントは昨年の毎日杯2着からダービーに駒を進めて0秒2差の5着。G1に手は届かなかったが、次走で古馬相手に新潟記念を制して素質の高さを示した。ここ3戦は勝ち星から遠ざかっているが、半妹チェルヴィニアは今年のオークス馬で、自身ももっと上を狙える器。近走を度外視して狙いたい。

○......キングズパレスは前走・新潟大賞典でスローの後方から追い込んでハナ差の2着。マイペースの勝ち馬にまんまと逃げ切られたが、3着馬が次走・鳴尾記念を勝利しており、ハイレベルな一戦だった。オープン入りまで時間を要したが、3勝クラスで掲示板外なし。昇級2戦目でタイトルを獲得したい。

▲......カレンルシェルブルは昨年の七夕賞で9着。掲示板を外したが、スローペースの後方からメンバー最速タイの上がりで追い込んだレースぶりは悪くない。前走・福島民報杯は5着止まりだったが、休み明けの上にゴール前で寄られる不利が痛かった。小回りは苦にしない。スムーズな競馬で巻き返す。

△1......リフレーミングは4歳春の京橋Sでプログノーシスの2着。オープン入りは時間の問題とみられていたが、3走前に湾岸Sを勝ち上がるまで2年を費やした。続く福島民報杯も勝利し、この舞台は2戦2勝と好相性。前走・新潟大賞典(5着)は位置取りやコース取りの差。巻き返しは可能だ。

△2......レッドラディエンスは21年8月の函館芝1800Mでデビューして以来【4.5.1.1】。5歳馬でもキャリア11戦で、3着を外したのは新馬戦(6着)だけ。使い込めない弱みはあるが、どんな競馬にも対応できて相手なり走れるのは大きな強み。初の重賞挑戦への不安より、期待の方が大きい。

△3......ボーンディスウェイは福島で2、3、6、2着。勝ち鞍こそないが、唯一掲示板を外したラジオNIKKEI賞が0秒6差。芝1800〜2000Mでは大きく崩れていない。前走・福島民報杯も勝ち馬の決め手に屈したものの、よく食い下がってクビ差。チャンスはある。

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